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ハドルストン、サンドロもいい選手だけれども、ムラっ気というか、大味なプレーヤーに見えるんですよね

<12/13 イングランド プレミアリーグ>
~第12節~
アーセナル
-Arsenal-
VS.
トッテナム・ホットスパー
-Tottenham Hotspur-

解説:川勝良一さん 実況:西岡明彦さん
開催日:2012年11月17日(現地)
会場:エミレーツ・スタジアム, ロンドン
 
 
5-2
ダービーらしいというか、テンションが高いなというのは感じられたんですけれども、元のチームにいた人がいたりすると別の感情が出て、それが今日ゲームにもそれが結果にも影響したのかなという感じはしたし、サッカーにインテリジェンスというか、知性の部分は重要だなと思いましたね。
テンションの部分でいいますと、ギャラスやアデバヨルは古巣対決であったと。インテリジェンスはサンティ・カソルラに代表されるように持てる選手。
技術をフルに使うのに、普段通りというのは普段あまり起こるようなシーンがないはずなんですよ、練習中も。試合だけ特別の感情になる時に、怒りというか、焦りとか、変な感情が出やすい選手は普段の実力はほとんど出せないなと改めてこのレベルでも感じますね。
 
スパーズは10人になって、1点は返しましたけれども、苦しいゲームになりましたね。
交代も後半頭からしていますけどね。スパーズも今季モドリッチが抜けて中盤の構成で両サイドを上手く活かすゲームと完全に消えているゲームがあったりして、攻撃になった時に個性を最大限引き延ばすタクトを振るような人がいない。ハドルストン、サンドロもいい選手だけれども、ムラっ気というか、大味なプレーヤーに見えるんですよね。丁寧なポジショニングとか、サポートとか、勝手に早く下がり過ぎて最終ラインに吸収されるから、全体がいつも下がっているように今季見えると。レノン、ベイルは深い位置からスタートするとか、デフォーが孤立するとか、今日の選手間のつながりが強く見られなかったように見えますね。

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