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いくつかの経路で悪くなる可能性があるというのが今起こっていることで、一挙に大変になるという状況ではないと思いますけどね

2013年2月26日(火)ワールドビジネスサテライト
 
ボストンコンサルティングG 日本代表 御立尚資さん
 
緊縮をするということにノーを突きつけた。これはイタリアだけの問題ではなくて、同じようなことを今進めていて、ようやく危機を封じ込めて、ギリギリのスペインだとか、ギリシャ、同じ流れがいってもおかしくない。特にイタリアは景気が悪かったんですね。世界的には景気が少し上向いて、そこで借金を減らす。それから増税をする。それから緊縮財政で無駄なお金の使い方をやめる。この三つを合わせないと脱却はできないだろうと言われているんですけれども、景気の悪いところでやってきたのに対して、ノーと言えるんだということになると、ギリシャ、スペインも同じことになります。スイスの銀行セクター、これは非常に怖いなとみんなが思っていたわけですから、そこでもう一度起こると、これは危機の再燃か。イタリア発というよりも、他でも再燃するかもしれない。この流れが一つですね。もうひとつはユーロゾーン全体の中で、イタリアはサイズが大きいので、口の悪いファイナシャルタイムズはアンガバナブル、統治不能のピッグズメスト、豚がえさを食べているような状況。これはイタリアの選挙制度のことをそういうふうにいう人たちがずっと多いんですが、この状況の中で、景気がますます悪くなっていって、全体の足を引っ張ると。いくつかの経路で悪くなる可能性があるというのが今起こっていることで、一挙に大変になるという状況ではないと思いますけどね。

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