信用倍率が6.6倍という状態になっていまして、かつて6倍を超えるというのが、2000年4月以来の高水準なんですけれども、ITバブル崩壊以来の水準
2013年6月17日(月)マーケット ストリート ラップ トゥデイ
経済解説部 岡村友哉さん
反発力を考える上でも今の水準というのは1万6000円近辺の高値から考えても2割ぐらい下がったわけですよね。かなりダメージとしては残っていると言えるんですね。個人投資家の懐具合をみるときに、3市場の信用評価損益率がありますけれども、先週水曜日に発表された6月7日時点のデータなんですけれども、マイナス15.65%と前の週に比べて、損失が2倍ぐらいになっているんですね。信用取引で買ったまま、売れていないポジションが多くなっていると。信用倍率が6.6倍という状態になっていまして、かつて6倍を超えるというのが、2000年4月以来の高水準なんですけれども、ITバブル崩壊以来の水準になっていまして、200年4月、順調に2万円を超えてきたところで、ファーストクラッシュみたいな暴落が起きたところで、信用倍率が6倍を超えたんですけれども、そのときに近い状況が起きているということは、株が盛り上がったところで、最初の急落したところで信用で買ってしまって、そのあと上手く推移しなかったことで、しこりの形になっているということになりますので、その傷が癒えるまでには時間がかかるというところで戻りも限定的と。下げも限定的、戻りも限定的というのは今の相場を見ていると説得力はないですけど、そういう展開も考えた方がいいのかなと思いますけどね。
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