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今物価が上がっているように見えるのは、主として食料とエネルギーが上がっている。これは景気が良くなって物価が上がるといういい物価上昇ではなくて、悪い物価上昇ですよね

2013年8月7日(水)ワールドビジネスサテライト

日本総研 理事長 高橋進さん

物価が上がるということは、すなわちデフレ脱却だから、本当はこれはいいニュースのはずなんですけどね。消費者物価指数ですけれども、普通、消費者物価というと生鮮食品を除く総合、生鮮食品は季節変化が大きくので、これを除くんですね。3月はまだマイナスだったのが、最近プラスになってきました。ですから、物価が少し上がり始めた。いい兆候と言いたいところですが、問題は中身なんですが、もうひとつ、食料およびエネルギーを除く総合、プロの世界ではコアコアのCPIと言うんですけどね、マイナス0.8からまだマイナス0.2なんですよ。ということは、この差はなんだろうと考えると、3月はこの差が0.3しかなかったのに、6月は0.6。結局、今物価が上がっているように見えるのは、主として食料とエネルギーが上がっている。これは景気が良くなって物価が上がるといういい物価上昇ではなくて、悪い物価上昇ですよね。円安、原油価格の上昇、電力料金の上昇、あるいは食料品の輸入価格が上がった。こういうものが上がって物価上昇しているのは悪い物価上昇ということになりますよね。何が悪いかというと、景気全体が良くなって、物価が上がるのであれば、いずれ賃金も上がってきますよね。ところが、食糧やエネルギーが上がって物価が上がっているのだと、景気が良くならないので、賃金は上がらない。だから賃金に効いてきてしまう。だから悪い物価上昇。デフレ脱却の議論をするときに、ここは非常に気になるところですね。

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