今のところ直近の高値から4%程度の下落となりましたが、これはあくまで一時的なものであり、逆に米国の株式市場が健全な証拠であるとみています
2014年10月9日(木)Newsモーニングサテライト
米国みずほ証券 兼松渉さん
足元の投資家心理の重しとなっているのは来年の半ばにもと予想されている利上げに対する懸念です。しかし、過去20年の利上げサイクルが始まる前の株価の動きを検証すると、S&P500種株価指数は利上げを前に上昇していることがわかります。
過去にも1994年、99年、2004年に利上げのサイクルの始まりがありました。株価の動きをみると揃って上昇しています。中でも1999年、2004年の時は二ケタ台の伸びです。また、利上げ後もしばらくは上昇トレンドが続いたことがわかります。
景気が回復しているからこそ利上げが必要とされているわけで、利上げが経済全体と企業利益の成長の息の根を止めるわけではないということだと考えています。足元でみられている株価の調整、今のところ直近の高値から4%程度の下落となりましたが、これはあくまで一時的なものであり、逆に米国の株式市場が健全な証拠であるとみています。
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