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パイプラインは長期的でかつ市場を一変させる事業であることからある証券会社では今後パイプライン建設会社の受注額が堅調な伸びになるとみています

2014年11月13日(木)Newsモーニングサテライト   

東海東京証券アメリカ 小林賢司さん

メーシーズは既存店売り上げの減速が今年度の通期の見通し引き下げに影響しました。ただ、在庫は低く保ったことで、利益率が保たれたことや経費削減が評価されたと考えています。前年同期の売り上げが好調だったことから、比較のハードルが高かったこともあると思います。
ただ単に値引きでアピールしても利益率が低下するだけです。メーシーズではネットで注文して店舗で受け取ったり、店舗からネットで注文して自宅に配送できたりとネットと実際の店舗を上手く連動させています。ネット販売大手との競争もあり、工夫が必要であると思います。

エネルギー輸送にかかわるパイプライン事業です。共和党にとってパイプライン建設は優先順位が最も高い議案と考えられ、承認待ちの案件が議会を通りやすくなることが期待されています。実際、アメリカやカナダなどで申請はしたものの、承認されていない案件の規模はかなりの額となっています。
パイプラインは長期的でかつ市場を一変させる事業であることからある証券会社では今後パイプライン建設会社の受注額が堅調な伸びになるとみています。
実は北米には建設請負会社が多く、競争が激化しています。ただ、パイプライン事業は大型でお金がかかり、まだ規制なども多いことから単独での受注はリスクとなっています。このため、例えば、北米パイプライン建設大手のクアンタサービシーズは同業のMYRグループと組んで共同で事業を行う例などもあります。

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