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金利の上昇が一服すれば、株の魅力も持ち直すと思われ、利上げの行方も含め金利の動きにはしばらく注意が必要と考えます

2016年11月16日(水)Newsモーニングサテライト

日本生命NY 加藤裕之さん

10月小売売上高は対前年比でもプラス4.3%とおととし11月以来の増加幅となりました。ネット販売が前年比で12.9%増加となったほか、今日のホームデポの好調な決算が示すように建設資材も6.5%増加しました。この結果を受け、市場の12月利上げ予想確率は94%まで上昇しています。
過去の小売売上と賃金総量、つまり時間当たりの賃金と労働時間総量を掛け合わせた数字の対前年伸び率を比較すると10月の小売売上の伸び率が賃金総量の伸び率にようやく追いついたという状況です。これは消費者が無理な買い物をしているわけではないということで、さらに足元では最低賃金引き上げなどの影響もあり、時間当たり賃金も上向いてきているため、良好な年末商戦が期待できそうです。

今日は金利や株価の動きは一服していますが、選挙後、ここまでの金利上昇で低金利に強いといわれる高配当が売りの公益や生活必需品が下落した一方、利ザヤの改善期待が高まった金融セクターが上昇していました。
今後を考えるうえで様々な材料がある中で、ほかの国との金利差も重要です。ドイツの金利と比較するとその差は約1.9%で、実は昨年3月以来、約1年半ぶりの大きさです。これはほかの国の国債に比べてアメリカの金利が魅力的な水準にあることを意味しますので、今後は海外投資家などからもアメリカ国債の需要が増え、金利の上値を抑えることになりそうです。
株式益利回りと10年債利回りを比べるのが行こうと考えます。株式益利回りは株価収益率の逆数で、これらの差は足元3.6%台とここ3年ほどで見ても低水準です。これは株価が上昇傾向の中、金利の動きと比べたら相対的に株の魅力が落ちている、つまり割高になっているということです。金利の上昇が一服すれば、株の魅力も持ち直すと思われ、利上げの行方も含め金利の動きにはしばらく注意が必要と考えます。

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