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台湾のTSMC、オランダのASMLの決算には特に注目したいと思います

2017年1月6日(金)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

実質的にはおおむね市場予想の範囲内だったと思います。そこで注目したいのが企業の規模別の雇用者数の伸びです。昨年から見ると小規模な企業の雇用が減少する一方、大企業では雇用が底堅く推移しています。
これは大企業に雇用が集まり、規模の小さな企業に雇用が回っていないことを示しています。つまり労働力不足が原因です。そのことは完全雇用に近づき、労働参加率が上昇していないことからすでに市場もわかっていることで、それを考慮すると今日の金利低下やドル安は少し行き過ぎた反応です。新たな労働力の参入を示す労働参加率、また生産性の水準を表す賃金の上昇率は明日の雇用統計で確認できます。今度、雇用者数や失業率以上に重要視されてくるかもしれません。

実は年末年始の株式相場でSOX指数、半導体指数とダウの値動きが非常に似ていたことです。ダウ構成銘柄の中には半導体銘柄としてインテル1社が入っています。SOX指数とインテルが連動するのはわかりますが、ダウ全体がここまで連動するのは少し意外感があります。
グラフィック半導体大手のエヌビディアの影響を受けている部分があります。この会社は昨年1年間で株価が3倍以上になり、S&P500構成銘柄の中でもっとも上昇した銘柄でした。ただ、年末年始の間、空売り集団のコメントをきっかけに売られ、その後に買い戻されるなど荒い値動きとなりました。このエヌビディアの値動きに関し思惑が交錯し、ITセクター、引いては株式市場全体について強気に見るか、弱気に見るか、投資家の心理を映した側面があったように思います。
半導体については人工知能やインターネットオブシングスなど長期的なストーリーは健在とみています。一方、短期的には株式市場全体の上昇トレンドを占う意味でも決算が要注目です。アメリカの半導体企業の決算は1月3週目以降に本格化しますが、その前に世界各国の半導体企業の決算が予定されています。台湾のTSMC、オランダのASMLの決算には特に注目したいと思います。

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