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少なくとも今年後半から来年とみられる国営石油会社のアラムコ上場までは価格を優先する可能性が高いとみています

2017年2月15日(水)Newsモーニングサテライト

三井住友アセットマネジメントNY 曾根良太さん

1月の中小企業楽観指数は105.9と前の月から微増で、市場予想の105を上回り、高水準を維持しています。前の月が1980年7月以来の上昇率となる大幅な改善だったため、その反動が心配されましたが、トランプ大統領就任後も楽観的な見方は継続しています。
中身を見ると期待先行だけではない印象です。特に雇用を増やすとの回答率の上昇が継続していて、約10年ぶりの高水準となりました。中小企業は大企業に比べて資金力や事業規模など体力が劣り、雇用増加による収益変動リスクが相対的に高いため、雇用には慎重になりがちなので、トランプ政権の政策執行能力に信頼度が高まっていることの表れと考えています。

OPECの減産量が明らかになる中、年前半での需給均衡が見えてきた一方で、年後半には再び供給過剰懸念の台頭する恐れがあり、上値を重くしています。足元の掘削リグや生産がすぐ再開できる未完成の井戸の増加状況を見ると、アメリカの増産分がOPECの減産分の多くを相殺してしまう勢いです。
まず5月末のOPEC総会でアメリカの増産に対しサウジなどがどう反応するかが注目です。去年の減産ではサウジは生産シェアよりも価格の維持を優先しました。ただ今後、自ら積極的に減産をしてしまうとアメリカに原油生産量を抜かれ、ロシアと肩を並べてきた首位争いから脱落してしまうことになります。この先サウジがシェアの減少をどこまで許容するのかがポイントです。
今回サウジは非加盟国も巻き込んで減産に舵を切り、OPECに対する信頼感を取り戻し、価格の安定に対しても上手く立ち振る舞ってきました。しかし、ここでサウジがシェア重視に転換してしまったら、これまでの努力が台無しです。少なくとも今年後半から来年とみられる国営石油会社のアラムコ上場までは価格を優先する可能性が高いとみています。

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