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2017年5月

OPEC内の価格維持の方針が変わり、再びシェアをめぐる議論に戻ってしまうと減産計画への不透明感も燻り、これも下押し圧力になると考えています

2017年5月31日(水)Newsモーニングサテライト

三井住友アセットマネジメントNY 曽根良太さん

ここ最近、アメリカの大手天然ガス生産会社を取材したところ、需要が減る5月に3ドル割れを予想していたが、不自然に値持ちがよいということでした。天然ガス一筋数十年の経営者の間では天然ガス需要の増加トレンドの始まりを期待するトーンが高まっていました。
メキシコ湾岸向けの天然ガス争奪戦の始まりが期待競れます。メキシコ湾岸には日系企業が参画しているLNGプラント以外にも化学工場など今後の天然ガスの強い需要が期待されています。日系企業が係るLNGの製造及び輸出契約は20年程度の長期が多いのですが、生産会社は販売価格を最優先した短期契約のスタンスです。安定的に天然ガスを購入する必要のある日系企業にとっては高値掴みのリスクが日に日に高まっていると感じます。

昨年中旬以降、アメリカの油田掘削リグの稼働数の増加が継続しているほか、最後の仕上げだけを残した掘削済み未完成井戸の数が過去最高水準となっています。この未完成井戸はすでに多くの費用が支払い済みとなっているため、損益分岐点が低く、30ドル台でも利益が出せる井戸が多いとされています。
実は先週、テキサス州でエネルギー会社を20社ほど取材したのですが、シェール業界の対応力の素早さに改めて感心しました。井戸の仕上げを行う作業員の確保に目途がついており、
増産トレンドが再加速する可能性が高いと思います。また、仕上げに必要な砂の供給体制も整い、年後半には砂の価格が急落するとの指摘が出ていました。
石油需要の高まる夏場は50ドルを維持できる可能性はありますが、年後半位は供給過剰が再現し、一時的に40ドル割れを試す展開を見ています。また、年後半にはアメリカの原油生産量がサウジアラビアに追いつく可能性が高くなっています。これをきっかけにOPEC内の価格維持の方針が変わり、再びシェアをめぐる議論に戻ってしまうと減産計画への不透明感も燻り、これも下押し圧力になると考えています。

遂にやりましたクリストフルメール、藤沢和雄の名コンビ、レイデオロ、第84回日本ダービーを制しました。3度目の挑戦で決めたクリストフルメール、そして19頭目の挑戦でついにその栄光を掴みました藤沢和雄調教師、レイデオロ、長い直線押し切りました

2017年5月28日(日) 2回東京12日

10R 第84回 東京優駿(GI)

サラ系3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 定量

2400m 芝・左

実況:中野雷太さん

遂にやりましたクリストフルメール、藤沢和雄の名コンビ、レイデオロ、第84回日本ダービーを制しました。3度目の挑戦で決めたクリストフルメール、そして19頭目の挑戦でついにその栄光を掴みました藤沢和雄調教師、レイデオロ、長い直線押し切りました。そして2着に4番スワーヴリチャード、懸命に追いましたが、わずかに及びませんでした。3着争いに18番アドミラブル、2冠を狙った7番アルアイン、内は逃げた3番マイスタイル、3頭広がっていました。レイデオロがダービー制覇。スワーヴリチャード2着、3着18番アドミラブル、3着です。そのうちで7番アルアイン、3番マイスタイル、4着争い。1番ダンビュライト、11番ペルシアンナイトとそのあと続いていました。勝ち時計は2分26秒9、ゴールまでの800メートル46秒5、600メートルは33秒8でした。

長期金利が足元伸び悩んでも、株主還元策の発表で銀行株が息を吹き返す可能性があると考えています

2017年5月26日(金)Newsモーニングサテライト

SMBC日興セキュリティーズアメリカ 尾坂将司さん

今回のOPEC総会に向けてサウジアラビアやロシアの合意に向けた積極姿勢が報じられていたことで、WTI先物価格は期初の45ドル台から足元の51ドル台まで織り込みが進んでいました。期待が高まっていただけに減産幅には変更がなかったことが失望されたと考えられます。
昨日までの原油価格のチャートでは50日、100日、200日の移動平均線を上抜けるなど減産合意をきっかけに上昇トレンドが続くと考えられていました。ところが、本日はそれらの移動平均線を再び下抜けて、テクニカルなサインが崩れたことで、売りが売りを呼び、ほぼ1週間の上昇分を失う結果となりました。ただ、サウジのファリハ石油相は減産効果は表れており、7-9月から在庫減少が加速するとの見方を明らかにしています。今日の変動を消化すれば、再び緩やかながら上昇ペースに戻ると考えられます。

年初来でS&P500全体に比べて冴えない金融セクターの上昇が必要だと考えられます。本来のトランプ銘柄である銀行株を中心に金融は年初来でほぼ横ばいとなっています。長期金利の低下が要因で、金利上昇にはまだ時間がかかりそうな状況です。ただ、金利上昇以外にも銀行株にとってポジティブとなる可能性があるイベントがあります。
FRBが大手金融機関の資本の健全性を審査するストレステストの結果が6月末に発表されます。各金融機関は配当や自社株買いの資本還元計画を当局にすでに提出しています。当局からの審査で健全性が認められると各金融機関は株主還元策を発表することが可能となります。
今年は昨年秋で権利見通しが改善したほか、不透明性が弱まったことで、各行の資本還元の増加が予想されています。実際、先週、カード会社のシンクロニーファイナンシャルが資本還元策として市場予想を上回る前年比で72%増の自社株買いと15%の増配を発表しました。同社は当局の審査対象外ですが、対象機関に近いプロセスを踏んでいるとみられ、これは大手銀行も高い資本還元を発表する可能性が示唆しています。長期金利が足元伸び悩んでも、株主還元策の発表で銀行株が息を吹き返す可能性があると考えています。

メディアや調査のための出張が増え、ホテル業界にはポジティブに働く可能性が高いとみられます。今後はアメリカ経済の加速とともにビジネス旅行の需要も加速すると考えられます

2017年5月25日(木)Newsモーニングサテライト

岡三証券NY 松村梨加さん

今回の議事要旨では個人消費が今後数か月内に回復するとの見込みやバランスシートの縮小については再投資の緩やかで段階的な縮小と言及されていたことがわかりました。これを受け、株式市場ではアメリカ経済の先行きに対する安心感が広がりました。
市場の関心は長期金利にシフトしていくとみられ、今後はバランスシートの具体的な縮小方法に関心が集まると考えられます。今回は縮小規模を3カ月ごとに引き上げる可能性が言及されており、次回の会合でより踏み込んだヒントが出てくる可能性があります。

米国の宿泊施設で構成されているホテル指数は4月下旬あたりからS&P500指数を上回り、順調に推移し始め、直近の高値であった2014年2月の水準に迫る勢いとなっています。足元の決算で市場の予想を上回るものが多く、投資家の高い注目を集めているようです。
通期の予想を上方修正したマリオットやヒルトンワールドワイドからはレジャー旅行に強気な姿勢がうかがえました。海外部門では両社ともヨーロッパエリアが堅調で、マリオットでは特にアメリカ人の来訪者が目立ったとしています。この週末のメモリアルデーの連休も前年よりも強いレジャー旅行の需要が予想されており、ホテル業界に追い風になるとみられます。
もともとトランプ政権下で企業マインドが改善してビジネス旅行の機会が増えるかもしれないといったような期待が高まっていました。アメリカの企業経営者の1年後の景況感を示すCEO信頼感指数を見ると、足もとでさらに加速しているような状況です。またトランプ政権の動きやブレグジットを背景に政治的なイベントが増加すれば、メディアや調査のための出張が増え、ホテル業界にはポジティブに働く可能性が高いとみられます。今後はアメリカ経済の加速とともにビジネス旅行の需要も加速すると考えられます。

NAFTA北米自由貿易協定の見直しなどメキシコ産の製品には逆風が吹いていますが、仮に関税が実施されたとしても米国産ビールよりも高い成長が期待でき、ビール業界での存在感はより高まると考えます

2017年5月24日(水)Newsモーニングサテライト

東海東京証券アメリカ 手塚理恵さん

4月新築住宅販売件数は前回3月分が上方修正されており、ほぼ10年ぶりの高水準だったことから、その反動が大きく、今回の減少は一時的と見ています。トレンドとしては新築住宅販売の拡大は続いているといえ、中でも在庫水準の低さに注目しています。4月は住宅販売の5.7カ月分と需給ひっ迫の目安とされる6カ月分を下回っており、需要も引き続き旺盛であることがうかがえます。
先週発表された住宅建設業者の景況感を示すNAHB住宅市場指数は足元で住宅バブル期並みの水準に達しています。在庫が低水準にある中、確実に住宅需要が増加している現在のビジネス環境はレナーや今日決算を発表したトールブラザーズなどアメリカの住宅建設業者にとってこの上ない状況と言えそうです。

アメリカのビール販売量は今後も増加すると予想されていますが、アメリカ産ビールの減少が続く一方で、輸入ビールが牽引していくとみられます。アメリカ人の好みが大量生産される従来のビールから別のところに移っていることが背景にあるようです。ビール会社は輸入ビールなどの構成比を拡大されています。
輸入ビールの銘柄を見ると、モデロやコロナなどメキシコ産が中心で、このところのヒスパニック系人口の増加が後押ししていると考えています。現在、アメリカ国民の6人に1人がヒスパニックであり、そのうち64%がメキシコ出身です。ヒスパニック系の人口は2025年には2010年のおよそ2倍になると予想されています。
たとえばアメリカのアルコール飲料会社コンステレーションブランズは2013年にメキシコ産輸入ビール、コロナの北米での販売権獲得をはじめ、アメリカの人口動態や好みの変化を見越しての買収や出資を繰り返しています。株価も年初来で20%上昇と史上最高値を更新しています。ビール市場の企業別シェアを見ても、他のブランドが縮小傾向にある中で、着実にシェアを伸ばしています。NAFTA北米自由貿易協定の見直しなどメキシコ産の製品には逆風が吹いていますが、仮に関税が実施されたとしても米国産ビールよりも高い成長が期待でき、ビール業界での存在感はより高まると考えます。

店舗を持たないアマゾンは無人コンビニや生鮮食品の宅配サービスなどを始めていて、消費者との直接接点をどう持つかを模索中です。小売業界の両極ともいえる大手2社が競うあうことで、新たな小売りの形態が見えてきそうです

2017年5月23日(火)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

週末の論調では調査結果の白黒よりもこれ以上政策運営が遅れないよう早急に結論を急ぐべきとの声が増えてます。共和党内でもトランプ政権との距離を置く動きが広がっていて、コミー前FBI長官の証言で今後のタイムテーブルが見えてくるかが焦点です。
大統領選以降、株価は11.3%上昇、同じ期間のS&P500の企業業績の伸びである5.3%を上回っていて、一部は政策への期待といえます。トランプ大統領への期待がかなり剝落してきている今、上下両院を制した共和党への期待が次に試されるところです。明日提出される予算教書はロシア疑惑で審議の難航が予想され、2018年の中間選挙に向けて共和党が何を取捨選択するのか注目です。

世界最大の小売企業ウォルマートです。ウィルマートと言えば、どこよりも安く、低所得者向け、全米に5000店舗以上を持つ成熟企業とみられていました。ところが昨年、ネット通販を手掛けるジェットドットコムを買収してeコマース事業が急成長、一躍アマゾンのライバルとして注目を浴びています。
この事業を率いているのがジェットドットコムを設立したマークロア氏です。2000年代にダイパードットコムなどの人気サイトを次々と立ち上げ、アマゾンに事業を売却したeコマース業界のレジェンド、英雄です。先週のウォルマート決算ではネットで注文して店頭で受け取るストアピックアップが非常に好評で、実店舗を持つ強みを生かしています。
店舗を持たないアマゾンは無人コンビニや生鮮食品の宅配サービスなどを始めていて、消費者との直接接点をどう持つかを模索中です。小売業界の両極ともいえる大手2社が競うあうことで、新たな小売りの形態が見えてきそうです。

桜花賞の雪辱、ソウルスターリング勝ちました。これがソウルスターリングの力です。桜花賞は無念の3着。巻き返しましたソウルスターリング。直線半ばで先頭に立って、堂々押し切っています

2017年5月21日(日) 2回東京10日

11R 第78回 優駿牝馬(GI)

サラ系3歳 オープン (国際)牝(指定) 定量

2400m 芝・左

実況:小塚歩さん

桜花賞の雪辱、ソウルスターリング勝ちました。これがソウルスターリングの力です。桜花賞は無念の3着。巻き返しましたソウルスターリング。直線半ばで先頭に立って、堂々押し切っています。3連勝でトライアルを勝って、ここに臨んだ1番モズカッチャンが2着。3着争い接戦、内7番ディアドラ、外16番アドマイヤミヤビです。勝ちタイムは2分24秒1、上がりタイムゴールまでの800メートル45秒7、600メートルは34秒1でした。堂々と好位から早め先頭押し切りましたソウルスターリング、クリストフルメール。先週のアドマイヤリードに続いて自身2週連続のGI制覇。そして、藤沢和雄調教師は史上二人目の重賞100勝達成です。藤沢和雄調教師のクラッシックはダンスインザムードの桜花賞以来13年ぶり。去年はチェッキーノでこのオークス2着と涙をのんでいた藤沢和雄調教師が今年はソウルスターリングでオークスを制しました。

グーグルの親会社アルファベットもエヌビディアのGPUに対抗する形で独自の新型半導体を発表、今後はAIの進化、普及が進む中で半導体の中でも特にGPUへの関心、そして需要が高まっていくことが予想されます

2017年5月19日(金)Newsモーニングサテライト

米国みずほ証券 兼松渉さん

ある調査会社はトランプ大統領が年内に弾劾される可能性を33%と予想しており、今やその可能性も否定できないと考えています。今後、特に注目されるのはコミー前FBI長官の議会証言の内容を受けて、大統領による司法妨害があったとなれば、目先の政治面の不透明感は強まることが予想されます。
目先は材料不足の強い感もあって、やや動きにくい展開が予想されます。ただ、中長期的には仮に最悪のシナリオでトランプ大統領とペンス副大統領がともに辞任となった場合でもポールライアン下院議長が大統領となり、いずれにせよ企業減税や規制緩和などは実施される見通しです。つまり極端に言うと、トランプ大統領がいなくなるだけで投資家が期待する政策が実現に向かうことが期待されます。最終的には米国経済の追い風となるため、関係者はそれほど悲観的になる必要はないと考えています。

特にデータセンター用の半導体の分野において力関係の変化がみられています。そもそも半導体にはインテルなどが得意とするCPU、そしてエヌビディアなどが得意とするGPUとタイプの異なるものが存在します。GPUの市場は2015年から2020年で3倍に膨れ上がり、700億ドルまで成長するとの予想もあり、CPUに代わり市場の牽引役になることが期待されています。
簡単に言いますとCPUはコンピュータの頭脳として難しい情報処理を行うための半導体で、一方、GPUは本来、パソコンのモニターなどにより高画質な画像を映すために使われる半導体なんですね。最近は単純な作業を大量に効率よく処理するGPUの特性が、人工知能AIのトレーニングに適しているとわかり、膨大な量のデータの処理が必要とされるデータセンターでの需要が増えています。
エヌビディアのGPUはアマゾンの人気AI端末エコーのトレーニングにも使われていることで知られています。今回の決算でもエヌビディアの業績は好調で、確かにデータセンター事業が堅調となりました。また、17日にはグーグルの親会社アルファベットもエヌビディアのGPUに対抗する形で独自の新型半導体を発表、今後はAIの進化、普及が進む中で半導体の中でも特にGPUへの関心、そして需要が高まっていくことが予想されます。

両社の株価は世界的な需要の高まりに支えられて堅調な推移が見込まれています

2017年5月18日(木)Newsモーニングサテライト

マキシム・グループ 久野誠太郎さん

もちろん大きく括るとトランプ政権への懸念になりますが、FBI長官の解任やロシアへの機密漏えいでトランプ大統領の立場が危うくなっていることだけが要因ではないと考えています。
現在、上院で税制改革法案などの作業が進行中ですが、マコネル院内総務は歳入に中立的でなければならないとの見方を示しています。つまり財政赤字の拡大は受け入れられないとの姿勢で、これはトランプ大統領や下院が求める思い切った税率の引き下げなどは上院での通過が難しいことを意味します。実際、今日はトランプ政策への期待で上昇してきた金融株がもっとも売られていて、仮に今回の問題が収まったとしても株式市場が期待していたトランプ大統領による政策が縮小、あるいは先延ばしとなるならば、市場はそれを織り込む必要があるのではないでしょうか。

電気自動車の販売でリードするテスラは1-3月期の新車販売が前年比69%増と好調です。また、2016年の世界の電気自動車販売は前年比で55%増加、今年は39%増加し、100万台に迫ることが予想されています。電気自動車の販売が加速する中で、欠かせないのが電気を蓄える電池に使われるリチウムです。
リチウムを生産する特殊化学品メーカーのアルベマールではリチウム需要は2021年にかけて年間の増加見通しを上方修正し、2016年から倍近くに伸びるとみています。その内訳を見ても、これまではスマホなど小型の電子機器向けが需要の伸びを支えていましたが、今後はより大型の電気自動車向けバッテリーなどが需要を牽引していくことになりそうです。
アルベマールの1-3月期の決算では売上高が10%伸びる中、主力のリチウム部門では58%の増収とバッテリー需要が成長のほとんどを牽引したと述べています。また、化学品のFMCではリチウム部門を分離、独立させるIPOを19年までに行う計画を明らかにするなど、今後の成長に大きな期待を持っていることがうかがえます。両社の株価は世界的な需要の高まりに支えられて堅調な推移が見込まれています。

ゲーム会社などからはeスポーツが将来、メジャーリーグなどと同レベルの優良コンテンツに育つと予想する向きもあり、ゲームビジネスのすそ野拡大への期待感も高まっています

2017年5月17日(水)Newsモーニングサテライト

岡三証券NY 高野一真さん

アパートなどの集合住宅が4カ月連続の減少となり、全体を押し下げました。すでに金融危機前の水準を回復している集合住宅の着工件数ですが、近年の旺盛な賃貸需要に支えられ、高水準の供給が続く中、今年に入ってアパート販売が前年比でマイナスとなるなどやや需給悪化が目立ってきています。
一戸建て住宅が牽引する形で緩やかに拡大すると考えています。米国では失業率はかなりの低水準となっていますし、賃金も上昇を始めています。中古住宅の在庫は歴史的な低水準となっている一方で、一戸建ての住宅着工件数は金融危機前と比べてもかなりの低水準で、回復の余地がありそうです。本日決算を発表したホームセンター大手のホームデポは通期の利益見通しを上方修正していますけれども、強い住宅市場によって需要が押し上げられているとしています。

コンピュータゲームやビデオゲームでの対戦を一つのスポーツ競技としてとらえ、それがeスポーツと呼ばれています。人気ゲームの世界大会となると視聴者数ではメジャーリーグのワールドシリーズなどを凌ぐ規模となっています。放映権や広告などを含む市場規模は今年、およそ7億ドル、2020年には14億ドルを超える見通しとなっています。
eスポーツにはハイスペックパソコンが必要で、高性能の半導体を製造するエヌビディアはeスポーツがゲーム部門の業績を押し上げていると指摘しています。また、スポーツ専門番組、ESPNなどの既存メディアでもeスポーツ番組を放送しており、急拡大するeスポーツ市場に対し、企業の動きも活発化しています。
eスポーツはむしろネットでのストリーミングサービスが中心で、この分野での競争も激しくなってきています。アマゾンは2014年にゲームのストリーミング配信企業を買収していて、業界をリードしている一方で、それに対抗するアルファベット傘下のユーチューブは今年3月に人気のeスポーツリーグの大型配信契約を発表しています。ゲーム会社などからはeスポーツが将来、メジャーリーグなどと同レベルの優良コンテンツに育つと予想する向きもあり、ゲームビジネスのすそ野拡大への期待感も高まっています。

始まったばかりの議論ですが、投資家の利益追求と適切な競争を通じた消費者保護とのバランスは今後も重要なテーマとなりそうです

2017年5月16日(火)Newsモーニングサテライト

野村グループ 前田秀人さん

S&P500企業の自社株買いは15年をピークに減少、今年も4月下旬までの時点で昨年の同じ時期と比べて15%減り、12年以降でも最低水準となっています。要因としてはFRBが利上げ局面に入る中で、資金を借りて行う自社株買いが減少していることや株価が割安とは言えない水準となっていることが考えられます。
自社株買いを積極的に行っている各社で構成されるS&P500ハイバック指数とS&P500指数のパフォーマンスを年初から比較すると、ハイバック指数のほうが下回っています。自社株買いを積極的に行える環境ではなくなっている中で、成長に向けた投資よりも自社株買いを優先させている企業に対しての評価が厳しくなっている可能性が高いといえます。一方で、自社株買いが減っても1-3月期の1株利益が増加しています。今後は本業の利益拡大による業績が株価を支えると見られます。

世界的な個人投資家に対する金融商品の透明性向上の流れを受けて、ブラックロック、バンガード、ステートストリートに代表されるインデックス投資の運用会社の資産が急増しています。その結果、昨年6月に行われた調査では大手3社のいずれかがS&P500社のおよそ88%において筆頭株主となっています。
コモンオーナーシップといわれる問題です。資産運用会社が特定の業界において、複数の企業の株主となった場合、それぞれの企業が競争せず、業界内の利益の最大化を図ろうとし、最終的には消費者のコストが転嫁されるのではという問題です。実際に司法省が航空業界のコモンオーナーシップによるチケット価格上昇の可能性を調査したと報じられています。また、ある大学の論文でも運用会社による株式保有比率の引き下げや投資先を業界内で1つの企業に限定することなどを提言しています。
大手3社は現在の潮流の反するものであり、個人投資家の利益を侵害するものであるとしています。また、投資対象を制限すれば、もはやインデックス運用とも呼べないと反論しています。始まったばかりの議論ですが、投資家の利益追求と適切な競争を通じた消費者保護とのバランスは今後も重要なテーマとなりそうです。

アドマイヤリードです。ガッツポーズを見せましたアドマイヤリード鞍上クリストフルメール騎手、最後馬群の間から抜け出てきたのは5番アドマイヤリードです

2017年5月14日(日) 2回東京8日

11R 第12回 ヴィクトリアマイル(GI)

サラ系4歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量

1600m 芝・左

実況:小林雅巳さん

アドマイヤリードです。ガッツポーズを見せましたアドマイヤリード鞍上クリストフルメール騎手、最後馬群の間から抜け出てきたのは5番アドマイヤリードです。重賞初制覇がGIタイトルとなりましたアドマイヤリード、マイルの女王の座を手にしました。そして外から伸びた10番デンコウアンジュがわずかに2番手か。3番ジュールポレールも差を詰めています。内には2番スマートレイアー、間に先行した4番ソルヴェイグです。2番手は横に広がっていますが、5番アドマイヤリード、堂々抜けて第12回ヴィクトルアマイルを制しています。勝ち時計1分33秒9、上がり4ハロン46秒0、3ハロン33秒8です。

ミッキーアイル、そしてルージュバックは見せ場なく敗れています。5番アドマイヤリード、前走阪神牝馬ステークス2着の後、この大一番に進んで、見事にビッグタイトルを手にしました。アドマイヤリード1着。2着10番デンコウアンジュです。3着4着写真判定、5着4番ソルヴェイグ。17頭の出走でした第12回ヴィクトリア、見事に牝馬ベストマイラーの座を手にした5番アドマイヤリード、ただ1頭芝コースを引き揚げてきます。

要するに市場にいろいろな不安材料が出るものなんですが、結局はそういうリスクを取ったり、リスクに無神経でいる方が最終的には勝ちやすいと、いうことを示しているといえます

2017年5月12日(金)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタルマネジマント 堀古英司さん

トランプ政権が議会の力を必要とするオバマケアの見直しとか税制改革とかインフラ投資とか、もし8月、議会が夏休みに入る前に成立すれば、市場にとってポジティブサプライズになると考えていたんですけれども、この可能性が低くなったこと。そして、年内にこれらが成立する確率が下がったということが起こっていると思います。こういうことを考えれば、昨日、今日と市場がほぼ反応していないというのはおかしいので、これから織り込まれていくのではないかと思います。
今、4月後半から5月というのは年中で一番季節的要因、需給がいい時ですので、それほど動かずに済んでいると思うんですよね。ただ、好調であった1-3月期決算も9割がた終わっていますし、これが終わるとワシントンのほうに市場の注目が必ず行きますから、そこに行けば、相場の調整がその確率を織り込む形で起こっていくのではないかと思っています。

VIX指数が低いということは投資家が市場に対して安心感を持っているということで、市場にとっては好材料と言えます。投資家が油断をしているという見方をしている人がいるんですけれども、だからと言って、将来下がる保証はありません。
経済環境がいいとか金融政策が読みやすいとか地政学リスクが後退するなどの理由はあると思いますけれども、今に関してはやはり季節的要因が大きいのだと思います。5年間のVIX指数の推移では5月というのは下がりやすい傾向が見えると思います。5月は需給がよくて、悪材料が出ても需給でサポートされるので投資家が安心するという傾向が出ているのだと思います。
今に始まったことではないんですけれども、投資家は警戒しがちなんですけれども、心配は前もってするんですが、実際振り返ってみたら、マーケットはそれほど動いていなかったというのが示しているところです。要するに市場にいろいろな不安材料が出るものなんですが、結局はそういうリスクを取ったり、リスクに無神経でいる方が最終的には勝ちやすいと、いうことを示しているといえます。

アマゾンという巨人に立ち向かう中で、新たな取り組みや独自性を打ち出す小売銘柄に投資妙味があるかもしれません

2017年5月11日(木)Newsモーニングサテライト

米国みずほ証券 中川義裕さん

解任そのものが直接市場に与える影響は限定的と思われますが、民主党が反発を強め、税制改革の審議の遅れを招くことが懸念されます。そうなれば、税制改革を当てにしていた投資家の期待がそがれ、株式市場の重しとなる可能性があります。
足元では政策の後押しがなくとも成長が期待されるグロース銘柄が株価上昇を支えていますが、政策期待で上昇する銘柄へのバトンタッチはなかなか期待できそうになく、しばらくは個別物色が続くレンジ相場になるとみています。ただ、実績が必要な共和党は税制改革はやり切るはずです。議会が再開される9月以降以降には改革の進捗をにらみながら再びトランプラリーの様相を強めていくと考えられ、年末には再び銀行株などの上昇が見込めるかと思います。

アメリカの調査会社が算出しているアマゾン被害者指数という指数があります。文字通りアマゾンのビジネス拡大に伴い縮小を余儀なくされた実店舗中心の小売店舗などで構成されています。パフォーマンスを見ると、ここ2年でアマゾン株が2倍以上になる一方、アマゾン被害者指数はS&P500を下回り、苦戦が続いていることが明白です。
衣料品銘柄が冴えません。彼らはアマゾンに対抗するべくEコマースを強化していますが、実店舗と比べ、返品率が高く、事業を軌道に乗せることに苦戦していると推察されます。また衣料品の売上比率の高いメーシーズなど百貨店の株価も軟調です。
構成銘柄の中には実は良好なパフォーマンスを残している銘柄もあり、これらの企業の戦略にアマゾンに対抗するためのヒントがあるかもしれないからです。例えば家電量販のベストバイはアマゾンでの販売価格が安ければ、それに合わせる戦略を取ったり、修理、相談サービスに力を入れたりすることで成功しています。また百貨店のノードストロームも高級店ならではのサービスの高さを生かし、アマゾンとは全く違う客層を一段と取り込む戦略で株価が回復する可能性があります。アマゾンという巨人に立ち向かう中で、新たな取り組みや独自性を打ち出す小売銘柄に投資妙味があるかもしれません。

アメリカ、ヨーロッパともに主要な政治リスクが一巡したことで、年後半もIPOの復活が株価下支え要因になりそうです

2017年5月10日(水)Newsモーニングサテライト

SMBC日興セキュリティーズアメリカ 尾坂将司さん

4月の中小企業楽観指数は全体としてはまずまずの内容で、引き続き中小企業のセンチメントは良好と言えそうです。ただ、景気拡大を予想するとの回答が38%と前月から8ポイント低下したことが気になります。
今回のデータの集計の多くが4月24日オバマケア代替法案の採決見送り直後に行われたことに起因しています。オバマケアは中小企業にとって保険費用の負担増加を意味するため、見直しが期待されており、その分採決を見送った失望感があったようです。しかし、4月のデータにはこの法案が下院で可決されたことは加味されていないため、足もとでは改善している可能性があります。今後はオバマケア代替法案の上院での審議が紛糾する可能性もあり、この行方が中小企業のセンチメントに大きく影響する可能性も考えられます。

去年はブレグジットや大統領選挙など不透明なイベントがあり、新規上場を見送る企業が多かったのですが、今年はスナップチャットを運営するスナップなど大型上場があったことや株価上昇の追い風があり、4月末時点でのアメリカのIPOによる資金調達額は約180億ドルと前年同期の約4倍になっています。
世界的にはユニコーン企業と呼ばれる企業価値10億ドル以上の若い非上場企業が200社以上存在しています。彼らが上場しない理由として、近年の低金利で借り入れによる資金調達コストがそれほど高くないことや投資会社からの多額の出資を受けていることが挙げられます。上場のメリットは薄れているものの、こういった企業の価値は合計で約8000億ドルとちょうどアップル並みの金額で、実はまだIPO市場を活性化させる余地も大きいといえます。
証券取引委員会が10日にアメリカのIPO市場を復活すると題した協議会を開催し、現在の環境を踏まえていかにIPOを復活させるかを議論するそうです。実際、ユニコーン企業の音楽ストリームング大手のスポティファイや食材とレシピの宅配を行うブルーエプロンなどは年内に上場する可能性があるといわれています。アメリカ、ヨーロッパともに主要な政治リスクが一巡したことで、年後半もIPOの復活が株価下支え要因になりそうです。

決算の期待が高まっている企業がその高いハードルを越えられるかにヒントがあると思います。そういった意味ではオンライン旅行サイトのプライスラインの決算に注目しています

2017年5月9日(火)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

材料出尽くしによる利益確定売りが広がったことが一番の理由だと思います。加えて、6月に控えるフランスの国民議会選挙でマカロン氏が連携してくれる議員を集められるのかという不安が完全には払しょくされていないこともあると思います。
ヨーロッパは政治が不透明な一方で、経済は堅調です。ヨーロッパの主要企業の業績見通しは今年から来年にかけて急激な改善が見込まれています。世界経済の拡大基調を受け、景気敏感のエネルギー、素材、金融セクターが特に好調です。また、高級品のルイヴィトンなど消費関連企業の業績改善が目立っていることもポジティブです。今後、域内の政治の安定性がもたらされれば、株価にはさらなる上昇が期待できますし、そのことはアメリカや日本の市場にとっても追い風となります。

情報技術、いわゆるITセクターの好決算が効いていると思います。セクター別の騰落率を見ても、今回の決算シーズンで株価がもっとも上昇しているのはITセクターで、決算のポジティブサプライズ率、すなわち利益が市場予想を上回った企業の割合が非常に高く、実に86%にのぼります。
実はほかのセクターと比べてアルファベットやアマゾンなど主力のIT企業に期待がそれほど高まっていなかったことが背景の一つと考えています。アルファベットは傘下のユーチューブの広告表示問題の影響、アマゾンは2月に発生したクラウドサービスの大規模障害の影響、これらを見極めたいとの指摘がありました。事前のハードルが高まっていなかった分だけ、決算内容を素直に好感する形になったのだと思います。
利益予想が高まっていない企業としては半導体のエヌビディア、クラウドソフトのセールスフォースが挙げられ、彼らの決算には安心感があります。一方で、ITセクターが今後も持続的に相場を牽引していけるかどうかは決算の期待が高まっている企業がその高いハードルを越えられるかにヒントがあると思います。そういった意味ではオンライン旅行サイトのプライスラインの決算に注目しています。

今年も牝馬、アエロリットです。外から14番リエノテソーロ、好位を押し上げて外目を回って、先に抜けたアエロリットに追いすがりましたが、届かず2番手。今日は逃げていった6番ボンセルヴィーソ

2017年5月7日(日) 2回東京6日
11R 第22回 NHKマイルカップ(GI)
サラ系3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 定量
1600m 芝・左

実況:大関隼さん

今年も牝馬、アエロリットです。外から14番リエノテソーロ、好位を押し上げて外目を回って、先に抜けたアエロリットに追いすがりましたが、届かず2番手。今日は逃げていった6番ボンセルヴィーソ、そして15番レッドアンシェル追い込んで、3、4着争いは内外離れて2頭。勝ち時計は1分32秒3、上がりゴールまでの800メートルは46秒2、600メートルは34秒4です。

牝馬のワンツーです。16番アエロリット、ハイレベルといわれる今年の牝馬戦線の上位馬がマイル界統一です。2馬身ほど遅れて14番リエノテソーロ2着、3着争い、今ターフビジョンに映りますが、わずかに6番ボンセルヴィーソが3着残れたようです。際どく接近した15番レッドアンシェルですが、これはわずかに遅れた4番手の大勢。そのあとにオールザゴー、タイムトリップ、ミスエルテ以下。22回目のNHKマイルカップ、1着は16番アエロリットです。父はクロフネ、親子制覇。鞍上は横山典弘騎手。2着には交流GI全日本2歳優駿を去年制した14番リエノテソーロ、牝馬で1、2着を占めて、3着に6番ボンセルヴィーソ。

パートナーシップが今回の法人税率引き下げに含まれるかどうかわかりませんけれども、もし引き下げられるようならパートナーシップに注目が必要だと思います

2017年5月2日(火)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタルマネジマント 堀古英司さん

セルインメイが当てはまる可能性が高まってきていると思うんですよね。4月、もしマイナスで終わっていれば、まだ続くかなと思ったんですけれども、4月も上昇で終わっているので、年初来6.5%も上昇しているんですよね。今、需給が1年中で一番いい時期ということもあり、この可能性が高まってきているんではないかと思います。
誤解されたくないのは、5月は上昇するので、その月に売るのがいいというのが歴史的なデータなんですけれども、その中でも日ごとに20年間の平均をとってみると、歴史的なデータの平均で言えば、明日、日本時間の今晩、高値を付けることになります。そのあと、もう1回、半ばに戻ってきて、そうして下旬にかけてだれるんだけれども、最後はプラスというのが歴史的な平均のパターンです。今回に関しても5月半ばまで決算発表の堅調なのが続きますし、この辺になる可能性が高いですし、それから一つ注意をしておかなければいけないのは税制改革がもし6-7月に成立するようだと、これはマーケットにポジティブサプライズですので、この辺の高値の可能性も出てくると思います。

これから一部メディアが大企業優遇とか金持ち優遇とかコメントを出してくるかもしれませんが、これは本質をとらえていないと思います。トランプ政権の税制改革で一貫しているのは資本のコストを下げるということであって、資本のコストを下げれば、経済成長の底上げにもつながる、というのはレーガノミックスで実証済みだと思います。ただ、これが議会で通るかどうかはこれから別の問題ですよね。
今のところ9-10月の成立と市場はフェアウェイとみていると思います。15%は難しくて、20%前半というのが法人税になるんではないかと思います。ただ、これだけでもS&P500指数で10%程度の増益が見込めると思います。中でも一つ注目しているのは、パートナーシップ形式で上場している企業があり、ここは大きく恩恵を受ける可能性があります。
パートナーシップというのは個人が二人以上集まって共同経営みたいな感じでやる会社なんですけれども、個人が集まっている扱いということで、個人所得税率が適用されるんですね。アメリカは今、最高税率43.4%ですので、これがトランプ氏がいうように15%まで引き下げられると、法人税よりも大きな引き下げ幅になりますので、かなりインパクトが大きいことになります。パートナーシップが今回の法人税率引き下げに含まれるかどうかわかりませんけれども、もし引き下げられるようならパートナーシップに注目が必要だと思います。

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