車社会のアメリカ、ガソリン価格が1セント上がるとアメリカの個人消費が年間およそ10億ドルのダメージを受けるとされていますので、アメリカの個人消費への影響も懸念されています
2017年8月29日(火)Newsモーニングサテライト
米国みずほ証券 兼松渉さん
ハービーが直撃したテキサス州メキシコ湾岸地域には製油所が集中していて、アメリカの石油のおよそ半分がここで精製されています。ハリケーンの影響でエクソンモービルやシェルなど複数の製油所が閉鎖せれ、現時点でアメリカの精製能力のおよそ15%が停止しています。今回のハリケーンは降水量の多さ、洪水の被害などから、一部では2005年にニューオリンズを襲ったカトリーナよりも被害が大きくなる可能性も指摘されていて、ガソリン供給に対する懸念も広がっています。
原油価格は製油所の停止により原油の需要が減るとの見方がされています。一方で、ガソリン価格は前日比で一時7%近く上昇しました。車社会のアメリカ、ガソリン価格が1セント上がるとアメリカの個人消費が年間およそ10億ドルのダメージを受けるとされていますので、アメリカの個人消費への影響も懸念されています。
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