このような状況でいつまでも一昔前のように金利の上昇はマイナスだと短絡的に考えるのは間違えだと思います
2017年11月9日(木)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタルマネジマント 堀古英司さん
スナップチャットという写真とか動画を加工して、ユーザーが送信できるサービスを提供している会社です。ただ、同様のサービスがフェイスブックとかほかの会社でも提供されていて、独自の強みはあまりないのですよね。今回の決算でもわかるように、このような理由からユーザー数の増加が頭打ちになってきています。
こういう企業の株価評価でよく用いられるのが売上高と株価を比べる方法。株価売上倍率25倍と非常に割高なのですよね。しかも、需給のほうは上場前の社員などが得ていた株が夏以降、売却可能になっています。これによって、その前に比べて6倍の株が市場に出回っているということで需給も悪いと。今後、もっと難しい局面を迎えるのではないかと思っています。
選挙後、昨日まででS&P500指数は21%上昇しています。メディアはこれがトランプ効果によるものだと認めたくないメディアが多いみたいですが、トランプ効果でないと考える方が不自然だと思います。
経済重視の姿勢だと思います。選挙前から経済成長率を3%に乗せるということを公約に掲げてきました。アメリカの経済成長率は90年代はほとんど3%以上の経済成長率だったのが、ここ10年ぐらいは3%を下回ってきていると。経済のテコ入れ、税制を含むテコ入れが必要だったということだと思います。
経済成長3%以上の国で、長期金利が3%以下っという国はないと思いますので、その方向に進んでいくと思います。金融の代表であるゴールドマンサックスの株と10年物国債利回りはほとんど連動していることがわかります。経済成長率が上がると、長期金利が上がって、金融機関がお金を貸しやすくなると。そうなるとまた経済が潤うという好循環が出来上がります。ですので、このような状況でいつまでも一昔前のように金利の上昇はマイナスだと短絡的に考えるのは間違えだと思います。
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