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市場はいかにフェイスブックが逃げ切れるかに注目しています。これまで青天井で伸びてきたインターネット業界に政府の規制が入るか、ここが争点で、しばらくは攻防が続きそうです

2018412()Newsモーニングサテライト

 

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

 

フェイスブックは長期的には成長ポテンシャルが大きく、ウォール街のアナリストの9割以上が強気の見方ですが、短期的には不透明要因が残る点を押さえておく必要があります。

まず売上の25%を占めるヨーロッパで525日からEUがデータ保護規制の強化を実施し、個人情報を利用する場合は、ユーザーの同意を確認することが義務付けられます。同意しない人にはフェイスブックの強みであるターゲット広告を打てなくなり、広告単価が下がります。また、こうした規制の影響を見極めるために、広告主が出稿を手控える可能性も否定できず、フェイスブックはこの動きがアメリカにも広がるのを何とか防ぎたいところです。

議会はフェイスブックの独占性、大統領選にまで影響したことを重視して、規制の方向に傾いています。ただ、極めて専門性の高い分野だけに、どう規制するのか、政治の介入はIT産業の成長を阻害しかねません。昨日の証言で、ザッカーバーグ氏が自主規制を徹底すると強調したところで、株価が大きく上昇したように、市場はいかにフェイスブックが逃げ切れるかに注目しています。これまで青天井で伸びてきたインターネット業界に政府の規制が入るか、ここが争点で、しばらくは攻防が続きそうです。

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