インターネットを使い始めた人がeコマースを利用するまで一般的に数年かかるとされていますが、間もなくインドのeコマースの本格的な拡大期が到来するとの期待が高まっています
2018年4月27日(金)Newsモーニングサテライト
岡三証券NY 高野一真さん
先週あたりからウォルマートがインドのeコマース最大手フリップカートの株式の50から80%程度を取得することで合意が近いと伝えられています。アジアのeコマース市場は中国などでアリババなどのシェアが圧倒的となっている中で、近年急速に拡大するインド市場がアマゾンなどアメリカ企業の有望な進出先となっており、主導権争いが激化しそうです。
2016年時点で1位はウォルマートの買収対象とされるフリップカートです。2位のアマゾンは近年、物流網の構築などインフラ整備に積極的に投資しており、フリップカートとの差を縮めつつある状況です。一方、ウォルマートの出資が実現すれば、フリップカートはウォルマートの物流網構築などのノウハウを生かすことができるとみられています。
インドのインターネット利用率はまだ低く、2017年で34%程度ですが、利用者数でみれば、4億6000万人超とすでに日本の4倍の規模となっています。インターネットを使い始めた人がeコマースを利用するまで一般的に数年かかるとされていますが、間もなくインドのeコマースの本格的な拡大期が到来するとの期待が高まっています。
« オハイオの地区は大統領選の時点で11ポイントしか差がなく、こちらの方が民主党にとって勝てる見込みのある地区といえます。中間選挙に向けて共和党にとっては負けられない選挙であり、注目されます | トップページ | レインボーラインです。レインボーライン、遂にGⅠタイトルを手にしました。最後の最後、間をついて、シュヴァルグランの内から先頭に躍り出て、見事に先頭でゴールを駆け抜けました。 »
「Newsモーニングサテライト」カテゴリの記事
- アルコール飲料に新たな動き(2022.10.07)
- アメリカ小売決算の注目点は?(2022.10.06)
- アメリカ株価上昇の背景は?(2022.10.05)
- アメリカ中間選挙 市場の影響は(2022.10.04)
- アメリカ金融大手 決算見通し(2022.09.30)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: インターネットを使い始めた人がeコマースを利用するまで一般的に数年かかるとされていますが、間もなくインドのeコマースの本格的な拡大期が到来するとの期待が高まっています:
« オハイオの地区は大統領選の時点で11ポイントしか差がなく、こちらの方が民主党にとって勝てる見込みのある地区といえます。中間選挙に向けて共和党にとっては負けられない選挙であり、注目されます | トップページ | レインボーラインです。レインボーライン、遂にGⅠタイトルを手にしました。最後の最後、間をついて、シュヴァルグランの内から先頭に躍り出て、見事に先頭でゴールを駆け抜けました。 »
コメント