最近、金利が上昇してきていますけれども、まだ10年物国債利回りと比べると1%以上差がありますので、株が有利な状況に変わりはないと思います
2018年5月15日(火)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタルマネジマント 堀古英司さん
投資対象となるもの全体との比較ということだと思います。株式還元の方法として、まず配当というのがありますけれども、S&P500指数でみて、配当利回りというのは今、2%前後ですので、国債利回り、今3%前後と比べると以前は上回る場面がありましたけれども、今は配当利回りのほうが低くなっている。
税制上、株主還元策としては自社株買いの方が優遇されていますので、企業としても自社株買いのほうを多くする傾向にあります。この自社株買いの金額を利回りに直してみると、2.2%近くあるんですよね。先ほどの配当と合わせると、4.1%近くになりまして、長期金利を大きく上回る、いわゆる株が有利な状況にあります。
株式の配当とか、自社株買いの金額というのは経済が成長する限りは増加していくものです。一方で、国債の利回りというのは満期まで保有すればずっと変わりません。ですので、株の優位性というのはその点でも変わりないんですよね。ですので、最近、金利が上昇してきていますけれども、まだ10年物国債利回りと比べると1%以上差がありますので、株が有利な状況に変わりはないと思います。
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