4月初めに、グーグルのAI責任者だったジャナンドレア氏を採用し、今後はスピーカーに内蔵するAI、Siriの強化が期待できるとみています
2018年5月11日(金)Newsモーニングサテライト
東海東京証券アメリカ 手塚理恵さん
アメリカでは昨年6月の時点で、WiFi環境のある家庭の中で、わずか8%だったAIスピーカーの普及率が、今年2月には20%まで急拡大しました。拡大の理由としては選択肢が増えたことに加えて、年末商戦で低価格化が進んだことが挙げられます。
今年1月から3月にかけての販売台数のシェアでみると、アマゾンエコーは73%と最も多く、次いでグーグルホームが14%、アップルのホーンポッドが10%でした。アマゾンとグーグルはそれぞれ39ドルの低価格商品に加え、画面付きの製品を販売するなど多角化に注力しています。一方、アップルは販売価格が349ドルと高価格であり、違うアプローチをとっていることがわかります。
iPhoneのように販売台数では競合より少なくても、売上高や利益で他社を上回る戦略を取っているのではないかと考えます。実際、アップルのホームポッドは販売台数でのシェアは10%ですが、売上高ベースでは市場の3分の1を占め、コアのアップルファンのニーズはしっかりと捉えています。4月初めに、グーグルのAI責任者だったジャナンドレア氏を採用し、今後はスピーカーに内蔵するAI、Siriの強化が期待できるとみています。
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