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これから3年たって、2021年になってもまだ0.5%の金利差が残っているということですので、うまくやれば、比較的経済が堅調で、利上げが続く状況が長く続くんではないかと思っています

2018612()Newsモーニングサテライト

 

ホリコ・キャピタルマネジマント 堀古英司さん

 

まず現在の状況を確認してみたいのですけれども、アメリカの5年物インフレ連動債からの市場の期待インフレ率は金融危機から立ち直って以降はおおむね1.5%から2.5%の間を行き来しています。今はちょうどFRBが目標としている2%に乗ってところで、かといって、加速する兆しもなく、非常にうまくやっていると思います。

今、うまくやっているからといって、今後も利上げがないというわけではなくて、当然のことながら、予防的意味も含めてあと何回かは利上げがされるんでしょうけれども、3月にFRBが示した長期的な目標、2.8%から3.0%というところまで行くとすると、明日明後日を含めて、5回あるということになります。

タイミングを占う一つの方法として、10年物国債からフェデラルファンド金利を引いたもの、金利差はどんどん縮まってきているんですけれども、これが入れ替わるまではできるだろうということなんですが、これから3年たって、2021年になってもまだ0.5%の金利差が残っているということですので、うまくやれば、比較的経済が堅調で、利上げが続く状況が長く続くんではないかと思っています。

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