最近ではYouTubeの不適切なコンテンツをめぐって、広告主が広告を撤退するなどの動きもあり、今後、コンテンツの管理が重要となる可能性がありそうです
2018年6月27日(水)Newsモーニングサテライト
岡三証券NY 高野一真さん
インスタグラムが発表した動画共有サービス、IGTVはスマートフォンに親しんだ若者をターゲットにスマートフォンで見やすい縦型動画を基本として、横型であるYouTubeなどと差別化しています。また、動画の長さは最長60分とし、ライバルとなりそうなスナップチャットより長めとなっています。
当初は広告なしでサービスを開始しますが、将来的には広告が導入される見込みとなっています。アメリカではモバイル向けの広告の中でも特に動画広告が毎年大きく成長していて、オンライン広告費は2015年から20年にかけて、3倍以上になると見込まれています。親会社のフェイスブックは急成長するインスタグラムを使って、YouTubeを追随する構えを見せているほか、若者からの人気が低下する親会社フェイスブックの弱点を補う面もありそうです。
動画サービスはこれまでのインスタグラムの使用サービスであった写真共有と比べて、不適切なコンテンツを見つけることは難しいといわれています。最近ではYouTubeの不適切なコンテンツをめぐって、広告主が広告を撤退するなどの動きもあり、今後、コンテンツの管理が重要となる可能性がありそうです。
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