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自社株買いだけではなく、増配やM&A、積極的な投資などバランスよく着目することが重要だと考えています

2018719()Newsモーニングサテライト

 

野村グループ 草田裕紀さん

 

2四半期決算でも株主還元の一環で、自社株買いを発表する流れが継続しています。今年はS&P500指数構成銘柄で年間8000億ドルにもなるという予想もあり、これは過去最高の2007年を上回る水準です。

自社株買いの割合が大きい企業100社を集めたS&P500バイバック指数は長期的には全体を上回る傾向がみられます。しかし、今年に入ってからは差は見られず、むしろ直近ではアンダーパフォームしています。第1四半期の自社株買い発表の金額は大きかったにもかかわらず、株価にはそれほど反映していないように見えます。

短期的に自社株買いで投資家への還元を強化するよりも積極投資を行い、長期的なリターンを目指す地合いを反映していると考えられ、株主還元よりも投資を優先する傾向が顕著なITセクターが買われていることとも一致します。また、今年のようなペースで自社株買いが行われるのか、一時的かもしれないといった懸念があるかもしれません。自社株買いだけではなく、増配やM&A、積極的な投資などバランスよく着目することが重要だと考えています。

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