クローガーもデリバリーサービスを1200店舗、店舗ピックアップも1250店舗で開始するとしており、こうした戦略がオンライン販売の伸びにどのように影響を与えるのか注目しています
2018年8月22日(水)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
グローサリーと呼ばれるスーパーの食品や雑貨の販売に注目しています。というのも、この8月でアマゾンがホールフーズの買収を完了してから1年が経ち、この間に各社はグローサリーのオンライン販売に対する戦略的な投資を積極的に行ってきました。
アメリカのグローサリー市場のシェアは1位がウォルマート、2位がクローガーですが、両社のオンライン戦略はデリバリーサービスとオンライン購入後に自分でピックアップする店舗ピックアップの2本柱です。先日決算を発表したウォルマートは店舗ピックアップを1800店舗まで増やし、今年末までには全米の40%の人にグローサリーのデリバリーサービスを提供する計画であるとしています。
ウォルマートはオンライン販売が前年同期比40%増と大きく伸びたことが評価され、決算発表後には株価は9%上昇しました。今月30日に5-7月期決算を控えるクローガーも前期の決算ではオンライン販売が66%増と好調でした。こちらもデリバリーサービスを1200店舗、店舗ピックアップも1250店舗で開始するとしており、こうした戦略がオンライン販売の伸びにどのように影響を与えるのか注目しています。
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