22日発表予定のターゲットは7月のセールでは今年最大のオンライン販売となったとしており、業績への後押しとなってきそうです
2018年8月9日(木)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
NRF全米小売業協会によると、今年の新学期商戦での支出額は総額828億ドルになるとの見通しです。去年の836億ドルよりは少し減少しますが、800億ドルを上回る高い水準が見込まれています。
ここ最近の新学期商戦の傾向として買い物の開始時期が早まっています。NRFの調査では77%の人が新学期が始まる3週間以上前に開始すると答えていて、昨年の74%、10年前の64%から上昇しています。毎年恒例となった7月に実施されるアマゾンの有料会員向けの特売セール、プライムデーが新学期商戦の消費動向に変化を与えていて、プライムデーで多くの人が新学期向けのセール品を探すことになったことも指摘されています。アマゾンに対抗するためにウォルマートなどほかの小売店でも7月に大規模なセールを行い、買い物客を取り込もうとしています。
16日に発表されるウォルマートは前期決算でオンライン販売の成長率が回復しましたが、7月のセールがオンライン販売の成長に貢献しているかどうか注目されています。また、22日発表予定のターゲットは7月のセールでは今年最大のオンライン販売となったとしており、業績への後押しとなってきそうです。
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