ブライトハウスは元メットライフの生命保険部門だったんですけれども、名前が完全に変わってしまって、投資家に認知されていないということもあり、これは中長期的に見直される可能性が高いのではないかと見ています
2018年8月7日(火)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタルマネジマント 堀古英司さん
今年後半は金融セクターが有望と見ているんですけれども、とりわけ保険セクターの割安度が際立ってきているんですよね。今年に入ってからS&P500指数とS&P500保険セクターは逆行しているというのがわかると思います。
今年に入って、それほど長期金利が上昇しなくなっていることですね。保険会社というのは保険料を得て、それをおもに債券で運用するビジネスですので、金利型下方が有利ということですね。金融危機の時、保険会社というのは究極のリスクの担い手ですので、損失額が大きかったというのが投資家の記憶にまだあるのだと思います。
すでに投資に値するぐらい割安になっていると思います。純資産が時価総額を大きく上回っているということが示されているんですよね。ということは、ビジネスの価値がゼロかマイナスにしか評価されていないという状態です。特に、ブライトハウスは元メットライフの生命保険部門だったんですけれども、名前が完全に変わってしまって、投資家に認知されていないということもあり、これは中長期的に見直される可能性が高いのではないかと見ています。
« 貯蓄率が低下していないのであれば、弱気材料がひとつなくなることになりますし、消費拡大傾向を維持していくという見方を後押しするため、投資家サイドの見方もポジティブになるのではと考えています | トップページ | 22日発表予定のターゲットは7月のセールでは今年最大のオンライン販売となったとしており、業績への後押しとなってきそうです »
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