アメリカは中国に内需を拡大しろとプレッシャーをかけてくるはずで、アリババは内需関連株ですので、むしろ買われてもいいのかなと思いますけど、来週、決算発表がありますので、注目されます
2018年8月17日(金)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタルマネジマント 堀古英司さん
著名投資家であるウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイがアップル株を4-6月期に約23億ドル相当買い増していたことがわかりました。バークシャー・ハザウェイは2016年初めからアップル株を買っていますけれども、先日、4-6月期好決算をアップルが発表したということもあり、株価が上昇して、これで結局、バークシャー・ハザウェイが投資を始めてから2倍になっているという結果になります。
マイクロン・テクノロジーで売り買いが交錯していたんですけれども、そもそも半導体というのはシリコンサイクルといわれて、景気の浮き沈みがかなり激しいので、株価収益倍率は低くなりがちなんですね。マイクロン・テクノロジーも来年の予想ベースで4倍しかありません。ここまで売っているファンドもありますし、一方で、半導体業界はかなり統廃合が進んだので、シリコンサイクルはもうそれほど大きくないとみているファンドもあり、こういうところが今、買っている状況です。
アリババ株が6月末からすでに10%近く下落しましたけれども、米中貿易摩擦の影響だと思われます。ただ、アメリカは中国に内需を拡大しろとプレッシャーをかけてくるはずで、アリババは内需関連株ですので、むしろ買われてもいいのかなと思いますけど、来週、決算発表がありますので、注目されます。
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