大きな流れとしてはロボットアドバイザーやAI投資などが広がるなかで、指数データの価値はさらに高まると考えています
2018年8月14日(火)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
株価指数の開発や算出、分析ツールなどを提供する企業です。この分野は3社寡占で、S&Pグローバル、ラッセル・インベストメントなどがありますが、中でも世界の株価指数で知られるMSCIに注目しています。MSCIは世界88か国で7000以上の機関投資家を顧客とし、同指数を使った投資資金は昨年時点で、12.4兆ドルまで増えています。世界のトップファンドマネジャー100人のうち、99人がそのサービスを使っています。
運用者は指数や分析ツールを使う対価として、定期使用料または運用残高に応じた使用料を支払います。ある指数を使ってファンドを設定すると、継続的にデータが必要ですから、安定的に使用料が入る積み上げ型のビジネスです。インデックスファンドやETFなど指数型ファンドの人気化で、MSCIの株価はここ3年で2.7倍となっています。
金融危機で運用会社が減ったり、弱気相場で運用資産が減ると影響を受けます。ただ、大きな流れとしてはロボットアドバイザーやAI投資などが広がるなかで、指数データの価値はさらに高まると考えています。
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