環境によさそうといったイメージだけでなく、数値化して投資プロセスに組み込む動きが本流化すれば、企業の社会貢献に対する意識がさらに高まりそうです
2018年9月27日(木)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
国連はSDGsと呼ばれる持続可能な開発目標を提唱しており、環境や教育、貧困をなくすなど17の目標を掲げて、地球をより良い世界へ変えていこうという活動を推進しています。このSDG投資のイベントにも多くの人が集まり、確実に広がりを見せています。
具体的な投資方法としては17の目標の下にある169の項目ごとに企業の貢献度を評価してスコアを付けます。これらのスコアを加味した総合点で投資銘柄を選びますが、最近ではデータ化が進み、投資用端末で専門の調査会社によるスコアを見ることもできます。また、専門のアナリストを採用する運用機関も増えています。
23日に世界銀行と国連は世界の飢餓対策でマイクロソフト、アマゾン、グーグルの3社と協力することを発表しています。3社共同でビッグデータや人工知能を駆使して開発途上国の食糧危機を予測し、飢餓を未然に防ぐプロジェクトです。環境によさそうといったイメージだけでなく、数値化して投資プロセスに組み込む動きが本流化すれば、企業の社会貢献に対する意識がさらに高まりそうです。
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