開発者会議という支援材料も重なり、ソフトウェア株については今後も堅調な株価推移が期待できそうです
2018年9月19日(水)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん
25日から顧客管理サービスなどを提供するセールスフォースの年次開発者会議、ドリームフォースが開催されます。さらに10月には同じくソフトウェア大手のアドビシステムズとオラクルの会議も開かれるなど、この時期は毎年大きなイベントが続きます。
ソフトウェア企業は自分たちが一般消費者と遠い存在という自覚が強い分、人気のバンドを呼ぶなど演出にこだわったかなり派手なイベントになっていて、一般の消費者も多く訪れます。発表内容も消費者にわかりやすくアピールするものが多く、昨年はセールスフォースがAI、アインシュタインを搭載した対話型ロボットを発表。専門知識を持っていない参加者を登壇させ、わずか4回のクリックでオリジナルのシステムを構築できることを証明して見せるなど、見せ方にも非常にこだわっています。
セールスフォースやアドビの決算発表後のアナリストレポートでは今後の開発者会議が株価材料になる可能性があるという意見が複数見られました。奇しくも9月末のセクター分類変更で、フェイスブックなどが抜ける情報技術セクターにソフトウェア企業は留まるため、今後は情報技術セクター内で彼らの存在感が強まるだろうと言われています。ここに開発者会議という支援材料も重なり、ソフトウェア株については今後も堅調な株価推移が期待できそうです。
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