最後に5G環境を活用したサービス企業への裾野が広がることが期待され、息の長いテーマとなりそうです
2018年10月4日(木)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん
通信大手のベライゾンがロサンゼルスをはじめとした4都市で家庭の中だけで使える5Gサービスを開始しました。これは世界初の試みとなります。また、AT&Tも年末にかけて同様のサービスを提供する見通しです。
アメリカでもスマートフォンの回線が5Gになるのは早くても来年から。日本や中国、ヨーロッパでは2020年かけてようやく本格展開する見込みです。通信インフラの整備や製品と部品の検証を行うフェイズがしばらく続くと考えられます。
先行して業績に影響が出始めているが5G関連の半導体や通信機器の性能を測る機械を製造している企業です。アメリカ市場では業界シェア1位のキーサイト、日本ではアンリツが挙げられますが、両社ともに直近に決算において5G関連受注の大幅増に言及しています。そして、次に恩恵が広がりそうなのが、半導体や通信機器などのメーカーで、クアルコムが8月に5G半導体のサンプル出荷を開始したばかりです。そして、最後に5G環境を活用したサービス企業への裾野が広がることが期待され、息の長いテーマとなりそうです。
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