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2018年10月

今後は自動運転向けの市場などが拡大し、PCなど製品サイクルに左右されやすい市場への依存度が低下することで、より需要が安定してくると予想され、これはメモリー市場のサポートになるとみています

20181031()Newsモーニングサテライト

 

東海東京証券アメリカ 手塚理恵さん

 

フィラデルフィア半導体株指数は10月に入り13%程度下落しています。中でも演算装置として使われるCPUやGPUよりも記憶装置として使われるDRAMやNANDといった半導体メモリーは先行きに対する懸念が強くなっています。

DRAMの主要メーカーであるマイクロン・テクノロジーの来年の業績見通しが市場予想を下回ったことに加え、メモリー価格が下落基調になっていることが大きな理由として挙げられます。メモリー価格は技術革新によって、大容量のものを低コストで生産できるようになるため、時間とともに低下するのがセオリーで、実際、今年3月から下落を始めています。

例えば、マイクロンの株価とPERの推移を見ると、株価が下落するよりも早い段階でPERは下がっています。市場参加者がメモリー市況に対して弱気な見方になってきていたことを示唆して、現在の株価は多くのリスクを反映しているものと見ています。一方で、メモリー価格は下がっているものの、製造コストも下がっているため、DRAM全体の利益率は上昇傾向にあります。また、今後は自動運転向けの市場などが拡大し、PCなど製品サイクルに左右されやすい市場への依存度が低下することで、より需要が安定してくると予想され、これはメモリー市場のサポートになるとみています。

利上げサイクルの後半ではその先の景気減速を織り込むので、セクターの平準化が続く可能性が高く、これまでよりも広い目で銘柄選択することが有効と考えています

20181030()Newsモーニングサテライト

 

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

 

ITセクターの一極集中に揺り戻しが起きています。市場全体の時価総額に占めるITセクターの比率は15年前の15%から年々上昇して、足もとは25%とまさにITの一極集中時代が続いてきました。ただ、極端な偏りはいずれ修正されます。夏以降、一部の資金が非ITセクターに向かい、平準化が進んでいます。

ダウ銘柄のディズニー、P&G、ファイザーの今年の騰落率を6月のFOMC前後で比較すると、前半はドル高や価格競争を理由に敬遠される傾向にありましたが、6月のFOMC以降はS&P500指数を上回っています。9月のFOMCで声明文から緩和的という文言が外されましたが、これに先立ち6月の政策金利のフォワードガイダンスを外した時点で、投資家は先取りしてIT以外の組み入れを増やしていることがわかります。

IT革命はまだまだ先が長く、投資魅力は十分ですが、選別がこれまでより厳しくなります。利上げサイクルの後半ではその先の景気減速を織り込むので、セクターの平準化が続く可能性が高く、これまでよりも広い目で銘柄選択することが有効と考えています。

レイデオロです。これがダービー馬の強さ、ダービー馬レイデオロ、堂々と天皇賞馬の座を手にして、さあ王道を突き進みます

20181028日(日曜) 4回東京9

11R 158回 天皇賞(秋)G

サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

コース 2000m 芝・左

実況:小林雅巳さん

 

レイデオロです。これがダービー馬の強さ、ダービー馬レイデオロ、堂々と天皇賞馬の座を手にして、さあ王道を突き進みます。勝ち時計1568、堂々と突き抜けた4番レイデオロ、そして、最後2番手は外から9番サングレーザー2番手に上がったか、内は10番キセキ、2番手3番手接戦です。勝ち時計は1568、上がり4ハロン4583ハロン345です。2番手は僅かに最後9番サングレーザー上がったか。内は10番キセキです。4番レイデオロです。強さを見せつけました。

短期的な原油価格の下値は65ドル程度と限定的にみており、緩やかに70ドルを回復する展開を見ています

20181026()Newsモーニングサテライト

 

三井住友アセットマネジメントNY 曽根良太さん

 

ドル高や株安に伴うセンチメントの悪化に加えて、先週、サウジアラビアが増産計画を打ち出したことも下落を後押ししました。サウジが増産をした背景にはサウジ人記者を殺害した事件で、米欧からの批判が高まる中、もう一つの批判の種になっている原油価格の上昇に対応することで、事態の鎮静化を図ったのではないかと見ています。中間選挙を前に原油価格の抑制を狙っていたトランプ大統領にとっては結果的に棚から牡丹餅のような状況になったと思います。

一時は原油の輸入制限が発動されるとの見方もありましたが、世界最大の産油国であるサウジへの制裁は世界経済へのインパクトが大きすぎるとの見方から、現在はそうした懸念が後退しています。

シェール生産の推移を見て見ると、夏ごろから頭打ちになっています。主要なシェール生産地域でパイプラインなど輸送インフラが不足しており、来年春ごろまでは増産が難しい状況です。また、先日、シェール開発などの下請けを行うハリバートンは顧客であるシェール生産会社の大半はすでに今年の開発予算を前倒しで消化しており、年内の増産余力は限定的とコメントしています。よって、短期的な原油価格の下値は65ドル程度と限定的にみており、緩やかに70ドルを回復する展開を見ています。

石油精製企業の中でも大手ほど規制強化を見据えた設備投資を行うことができていて、規制の適用で恩恵を受けることになると期待されています

20181025()Newsモーニングサテライト

 

SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大塚祐貴さん

 

2016年に方針が決定されたIMO2020と呼ばれる規制で、IMO国際海事機関が20201月から船の燃料に含まれ、大気汚染の原因とされる硫黄の含有量を現行の3.5%以下から.5%以下へ引き下げるというものです。IMOは今週、規制対応に向けた協議を行っていて、期限が徐々に迫っている中、今後、海運業界、エネルギー業界を中心に広く影響を及ぼすと予想されています。

対応としては船に排気ガスの洗浄装置を設置したり、液化天然ガスを使用する船に切り替えたりする方法もありますが、いずれも初期投資の費用がかさみます。そのため、船はそのままで、燃料を硫黄の比率の低いディーゼルオイルや軽油への使用に切り替えるという対応が多くなると見込まれています。

実際、OPECの船の燃料に関する需要予測を見ると、2020年以降、硫黄の比率が低い燃料へ需要が一気に拡大することが予想されています。特に硫黄含有量の多いサワー原油を新たな基準を満たす水準まで精製するには高度な精製施設が必要とされます。石油精製企業の中でも大手ほど規制強化を見据えた設備投資を行うことができていて、規制の適用で恩恵を受けることになると期待されています。

トランプ政権や共和党による薬価の引き下げはPBMが製薬会社との価格交渉の結果得られる資金の一部を消費者に還元することを意図しており、PBMや保険会社にとって必ずしもプラスとは言えません

20181024()Newsモーニングサテライト

 

岡三証券NY 𠮷田拡司さん

 

薬剤給付管理会社はPBMと呼ばれ、保険会社と製薬会社の間に入って、患者にとって効果的で経済的な医薬品の推奨リストを作成し、製薬会社と薬の価格を交渉するという立場です。PBMが製薬会社から薬をできるだけ安く買い、薬局を通じて患者に届く際の価格が下がれば、結果的に保険会社の負担も減るという関係です。製薬会社としては自社の薬が保険適用を受けて、幅広く流通するためにPBMのリストに載せてもらうことが重要で、価格を下げるインセンティブになっています。ここで出てきた3者のうち、PBMと保険会社が統合するというのが最近の動きで、司法省からエクスプレス・スクリプツとシグナ、CVSヘルスとエトナの統合が承認されました。

コストの削減が一番のメリットです。PBMと保険会社の間にあった医薬品の推奨リストを提供し、手数料を受け取るといったプロセスがなくなり、運営コストを削減できます。また、規模拡大のメリットを通して製薬会社に対する交渉力が一層強まると想定され、保険会社にとってのコストである薬価が下がることになる可能性があります。

トランプ政権や共和党による薬価の引き下げはPBMが製薬会社との価格交渉の結果得られる資金の一部を消費者に還元することを意図しており、PBMや保険会社にとって必ずしもプラスとは言えません。薬価の動向という点でも中間選挙に注目しています。

今週、決算が相次ぐ資本財セクターや同じく関税の影響を受けやすい半導体セクターなど先行き見通しがますます注目され、利益率見通しの低下につながる材料があると大きく売られる可能性があり、注意が必要です

20181023()Newsモーニングサテライト

 

野村グループ 草田裕紀さん

 

決算発表銘柄を1株利益の予想と実績の差で3つのカテゴリーで分類します。予想を1.5%以上上振れたものをポジティブ、1.5%以上下振れたものをネガティブ、その中間を予想の範囲内と分類し、過去4半期ごとにパフォーマンスを比較してみました。それぞれの銘柄の決算発表から5日後のリターンの平均がS&P500指数と比べ、上回っているのか、下回っているのかを見ると、ポジティブサプライズになった企業はさほど上昇しない一方で、ネガティブサプライスになった企業はかなり激しく売られる傾向があることがわかります。

1株利益と売上高が予想をどれぐらい上振れたかを見ると、1株利益については今回の決算でも引き続き上振れが確認できる一方で、売上高が振るわない印象です。先週金曜日に資本財のハネウェル・インターナショナルが中国との貿易摩擦でコストが上昇する可能性を指摘し、中国での売上はすでに鈍化してきていると述べましたが、今後、関税の影響が売上だけではなく、利益率の低下につながるのではないかという懸念も浮上しています。

今週、決算が相次ぐ資本財セクターや同じく関税の影響を受けやすい半導体セクターなど先行き見通しがますます注目され、利益率見通しの低下につながる材料があると大きく売られる可能性があり、注意が必要です。

前2頭並びました。早め先頭9番エタリオウの内からフィエールマン、2頭並びました。3着7番ユーキャンスマイル、さあ2頭、軍配どちらか。馬場の真ん中で早め先頭9番エタリオウ、内から12番フィエールマン、まったく並びました。2頭、軍配はどちらか。まったく並んでいます

20181021日(日曜) 4回京都7

11R 79回 菊花賞G

サラ系3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 馬齢

コース 3000m 芝・右 外

実況:中野雷太さん

 

2頭並びました。早め先頭9番エタリオウの内からフィエールマン、2頭並びました。37番ユーキャンスマイル、さあ2頭、軍配どちらか。馬場の真ん中で早め先頭9番エタリオウ、内から12番フィエールマン、まったく並びました。2頭、軍配はどちらか。まったく並んでいます。37番ユーキャンスマイル。どちらの鼻が先に出ているか。9番エタリオウ、その内12番フィエールマン、僅かに内です。12番フィエールマン、その鼻が出ています。9番エタリオウと死力を尽くした争い。しかし、きわどい。7番ユーキャンスマイル3着。伸びを欠いた3番ブラストワンピース4着。18番グリーリーヴァイズ5着。13番タイムフライヤー6着。その後17番シャルドネゴールド、5番エポカドーロ続きました。

勝ち時計361、ゴールまでの800464600342でした。際どい鼻面を揃えての入線ですが、ストップモーション映像ではわずかに内、12番フィエールマン、優勢に映りました。ミルコ・デムーロ、エタリオウ、早めの進出。その内からクリストフ・ルメール、12番フィエールマン、きわどい争いとなりました。

フィエールマン、僅かに内、優勢に映りました。今週もルメール騎手、そして、キャリア、今日が4戦目、この僅かなキャリアで菊の大輪を咲せたか。それとも惜敗にようやくピリオドなったかエタリオウというゴールの瞬間ですが、僅かにフィエールマン、優勢に映りました。

今日のダウの押し下げ要因となった建設機器メーカー、キャタピラーと航空機大手のボーイングといった資本財関連の大型決算が来週中に控えており、需要の減速を示唆するような点や業績見通しなどに注目しています

20181019()Newsモーニングサテライト

 

マキシム・グループ 久野誠太郎さん

 

注目したのはセスナ機などの航空機や防衛関連の製品を手掛けるテキストロンと自動車修理向け工具などを製造するスナップオンという企業の決算です。テキストロンは主力の航空部門をはじめ全部門で減収となり、通期の利益見通しも市場予想を下回りました。また、スナップオンも市場予想を下回る売上高となり、両社の株価は大きく下落しました。

先週の株価急落のきっかけは金利の上昇でしたが、背景には企業業績全体への懸念があり、特に急落前に素材メーカーが発した業績警告は警戒感を高める要因になっていました。原材料費や人件費などコストの上昇、自動車や住宅販売などに見られる需要の頭打ち傾向などが製造業の川上部門ともいえる素材関連企業の業績懸念につながっていて、次に影響が出ると思われるのがテキストロンなどの資本財関連企業です。

素材から資本財へとこのところ高まっていた懸念が一部で川上から広がりつつあるのではないかと見ています。その点、今日のダウの押し下げ要因となった建設機器メーカー、キャタピラーと航空機大手のボーイングといった資本財関連の大型決算が来週中に控えており、需要の減速を示唆するような点や業績見通しなどに注目しています。

契約者数の推移を見ると、アメリカ以外の伸びが全体を牽引していますが、英語以外のコンテンツを増やす戦略によって、今後も国外の契約者が増える流れが続くと予想されています

20181018()Newsモーニングサテライト

 

SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大塚祐貴さん

 

ネットフリックスの前回7月の決算では契約者数の伸びと見通しが市場予想を下回り、株価も下げましたが、今回はともに市場予想を上回る内容で、今後の成長に対する市場の期待が戻ったことなどから、本日の株価は5.3%高となりました。

すでに動画配信を手掛けるアマゾンやHuluなどに加え、今後は21世紀フォックスの事業を買収予定のディズニー、タイムワーナーを買収したAT&Tが独自の動画配信サービスを展開予定で、競争環境は激しくなるとみられています。さらに、小売り大手のウォルマートが先週、自社で展開しているVuduという動画配信サービスでハリウッドの制作会社と提携したことを明らかにし、動画配信を強化する動きが業種を超えて広がっています。

ネットフリックスは今月、アメリカのニューメキシコ州に自社スタジオを保有する見通しだと発表し、独自コンテンツをさらに拡充する方針で、競争が激しい国内でも解約者数を増やすことができる可能性があります。また、契約者数の推移を見ると、アメリカ以外の伸びが全体を牽引していますが、英語以外のコンテンツを増やす戦略によって、今後も国外の契約者が増える流れが続くと予想されています。

個人情報の取り扱いなど規制面での風当たりが強まる中で、ハードウェア事業に参入し、年末商戦に勝負をかけるフェイスブックとしてはこれまでのビジネスモデルから一歩踏み出した戦略であるとみています

20181017()Newsモーニングサテライト

 

米国みずほ証券 兼松渉さん

 

今年はAIスピーカーにディスプレイが付いた端末が注目されています。先日、フェイスブックがポータルという新製品を発表しましたが、すでにアマゾンはエコー・ショーの新型機、アルファベットはグーグル・ホーム・ハブを発表しており、大手3社による激戦になるとみています。

アマゾンは会員になれば見放題となるプライム動画などを使って、プライム会員の誘い込みを狙い、また、アルファベットは主力サービスであるユーチューブなどをリビングルームに持ち込み、広告収入を増やす狙いがあります。これらはいずれもこれまでの戦略の延長線上だとみています。一方、フェイスブックの端末ではネットフリックスの動画を見られず、なんとフェイスブックのニュースフィードも見られません。主な機能は利用者同士の動画チャットとなります。

フェイスブックの利用者同士のコミュニケーションを促進するという本来の目的に立ち返って、エンゲージメント、つまりハマり度をアップさせる戦略だとみています。しかし、それだけではありません。この端末はフェイスブックにとって初めてのハードウェアとなります。個人情報の取り扱いなど規制面での風当たりが強まる中で、ハードウェア事業に参入し、年末商戦に勝負をかけるフェイスブックとしてはこれまでのビジネスモデルから一歩踏み出した戦略であるとみています。

実際に相場が反発した12日の相場においてIT関連のセクターで最も上昇が目立ったのはソフトウェアで、市場からの高い信任を受けていることを物語っています

20181016()Newsモーニングサテライト

 

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

 

2月の相場急落局面と今回の局面を比較すると、金利上昇を背景としたIT株主導での下落という点が大きく共通しています。そして、2月の底打ちからの反発局面において、もっとも上昇したのがITセクターだったことを踏まえると、今回の反発局面を主導するのもまたITだろうと考えています。

今回は貿易摩擦による実体経済と企業業績への悪影響が意識され始めているほか、ドルや原油価格の水準も大幅に上昇していて、2月とは大きく異なります。IT株はこれら外部の逆風を相対的に受けにくいとされますが、半導体株は貿易摩擦の影響を受けますし、インターネットサービス株には規制強化をめぐるネガティブなニュースが多いため、ITの中でも銘柄をさらに絞り込むことが必要です。

マイクロソフトやセールスフォースなどのソフトウェア株が有望だと考えます。セールスフォースの幹部がIT投資への意欲はこれまで見たこともないほどに旺盛だと述べるなど、事業環境が極めて良好だと想定されることがひとつ。さらに各社ともに既存顧客から定期的に料金を徴収する継続課金事業を柱とし、業績のブレが少ないと考えられるからです。実際に相場が反発した12日の相場においてIT関連のセクターで最も上昇が目立ったのはソフトウェアで、市場からの高い信任を受けていることを物語っています。

お見事、11番アーモンドアイ、史上5頭目、牝馬三冠達成です

20181014日(日曜) 4回京都5

11R 23回 秋華賞G

サラ系3歳 オープン (国際)牝(指定) 馬齢

コース 2000m 芝・右

実況:小塚歩さん

 

お見事、11番アーモンドアイ、史上5頭目、牝馬三冠達成です。逃げ粘った13番ミッキーチャーム2着。3着争いは横一線大激戦。4コーナーでもまだ後方の大外でした。ただ1頭違う脚を繰り出しました11番アーモンドアイ、クリストフ・ルメール騎手、この馬の力を信じていました。残り100mで11番アーモンドアイが捕えて、見事三冠達成のゴールです。13番ミッキーチャーム2着。最後追い込んだ2番カンタービレがどうやら3着です。勝ちタイムは1585、上がりタイムはゴールまでの800470600mは352です。11番アーモンドアイ、これが僅かデビュー6戦目です。キャリア6戦、牡馬牝馬合わせて史上最も少ないキャリアでの三冠達成となりました。

最近は企業とアクティビストと協力して問題に取り組むケースも見られており、アクティビストによる株式取得は企業が投資家の望む方向に舵を切るタイミングとして買いのチャンスになり得ると考えています

20181012()Newsモーニングサテライト

 

岡三証券NY 近下篤子さん

 

今週はビル・アックマン氏率いるパーシング・スクエア・キャピタルがスターバックスの株式を9億ドル程度取得したと発表しました。適切な経営を行えば、足元の業績伸び悩みは解決できるとしたほか、中国などの拡大余地を考えれば、今後3年で株価が2倍に上昇する可能性があるとの見方を示しています。

アクティビストは株主の価値を最大化するため、企業に対して経営戦略や株主還元の見直しや積極的なM&Aなどを求めることから、株式市場ではポジティブに捉えることが多いほか、その企業の株式を保有する株主から還元されることも増えているようです。このような市場の好意的な見方を追い風にアクティビストの活動資金は増加基調にあるほか、取締役として経営陣に送り込んだ人数は915日時点で、去年の数を上回っており、大幅に増加する見込みです。

今週公開されたアクティビストに関する調査では一般消費財や生活必需品のような消費関連、金融、資本財セクターに経営改善のチャンスがあると多くのアクティビストが見ているようです。また、大企業に積極的に働きかける意欲も確認されています。最近は企業とアクティビストと協力して問題に取り組むケースも見られており、アクティビストによる株式取得は企業が投資家の望む方向に舵を切るタイミングとして買いのチャンスになり得ると考えています。

再び流入させるかどうかは第3四半期の決算内容を確認してから判断する姿勢だと考えています

20181011()Newsモーニングサテライト

 

野村グループ 田部井智春さん

 

先週は金利上昇の材料がいくつかありましたが、強い経済指標が出た中で、FRBのパウエル議長が政策金利は中立金利水準を超える可能性があると発言したことが追い打ちをかけたとみています。これまで10年債利回りが3%を超えた水準で、債券投資家による買いが入りましたが、今回はパウエル議長のややタカ派的な発言に債券投資家が驚き、売りが売りを呼ぶ展開になったことが金利急騰につながったものと思っています。

パウエル議長はかねてより今回、市場が材料視した政策金利の水準について、今後の経済指標次第としています。国内のインフレ動向は安定的なトレンドを示しているため、金利上昇が続くとは考えていません。

ここ数日間、割高感のあるテクノロジーセクターの売りが目立っています。テクノロジーセクターは年初からの上昇分でまだリターンが取れているセクターであるため、投資家としては今回のように金利が年初来高値水準を超えてきた環境下では一旦、資金を引き揚げているようです。再び流入させるかどうかは第3四半期の決算内容を確認してから判断する姿勢だと考えています。

インフレと貿易摩擦という問題は今のマーケットが最も気にしている点ともいえ、他の企業決算にも同様な影響が拡大するのか、注目されることになりそうです

20181010()Newsモーニングサテライト

 

マキシム・グループ 久野誠太郎さん

 

先週末時点でのS&P500社の利益成長率見通しは19.2%増となっており、今年に入って3四半期連続の大幅増益が見込まれています。年初からの増益ペースは鈍るものの、堅調な企業利益が見込まれており、このところ軟調なマーケットでは相場反転のきっかけとなることが期待されています。

業種別では全11業種すべてが増益見通しの中、7業種で二ケタ増益が見込まれ、さらにエネルギー、金融、素材が主導する形となっています。エネルギーは原油価格が今年の第3四半期の平均がおよそ70ドルと1年前から44%上昇していることが追い風です。金融は昨年の大型ハリケーンの影響からの反動で、保険が158%増益となっていますけれども、保険を除いても20%を超える増益予想です。そして、素材が26.8%の増益予想となっています。

塗料など特殊化学品を手掛けるPPGインダストリーズが昨日、業績警告を発表し、株価が本日、10%安となりました。樹脂や原油などの原料価格と物流費用の増加が利益を圧迫するほか、中国での需要減速などを要因に挙げています。ここに象徴されるインフレと貿易摩擦という問題は今のマーケットが最も気にしている点ともいえ、他の企業決算にも同様な影響が拡大するのか、注目されることになりそうです。

特に今月は投資信託の損益通算の動きもあって、需給もよくないということで、不透明要因が価格に表れやすいと思いますが、その点では選挙が終わること自体が今、一番大事なんではないかと思います

2018109()Newsモーニングサテライト

 

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

 

先週、もめにもめた挙句、カバノー最高裁判事が指名されましたけれども、この一連の騒動は共和党に有利に働いたようです。一連の騒動前は下院で民主党が過半数を取る確率は80%以上だったのですが、今週、指名後73%まで低下しています。上院のほうはこれまで70%弱の確率で共和党が取ると思われていたのが、この一連の騒動後は80%以上に上昇しています。すなわち国民は民主党のやり方に不信を抱いた結果だということです。

上院は共和党過半数、下院は民主党過半数の確率が高いと思っています。世論調査通りですね。トランプ大統領はこれまで2年間で、いろいろなことがありましたけれども、公約はきちっと守ってきた大統領なので、今後、民主党が下院で過半数を取って、法案が進まなくなると、それは民主党のせいになる。ということは2年後の大統領選挙は返ってトランプ大統領が優位になる可能性が出てくると思います。

選挙というのはほとんどの場合、ふたを開けてみないとわからないので、選挙自体が不透明要因でマイナスの影響を及ぼすのですけれども、特に今月は投資信託の損益通算の動きもあって、需給もよくないということで、不透明要因が価格に表れやすいと思いますが、その点では選挙が終わること自体が今、一番大事なんではないかと思います。

今回のアマゾンに代表される、これまで賃金が抑えられていた層における賃金の引き上げの動きが賃金全体の伸びを加速させる可能性はあり、注意が必要であると考えています

2018105()Newsモーニングサテライト

 

米国みずほ証券 兼松渉さん

 

最近はアマゾンの物流、倉庫で働く従業員の賃金が安すぎるといった批判が高まっていたうえ、年末商戦に向けて小売り、輸送各社が人材の確保を急いでいることからアマゾンとしても年末商戦を乗り切るために早く決着をつけておきたかったのではと考えています。

アマゾンの賃金で同業他社にも同じ圧力がかかることが予想されます。こういった賃金の上昇が企業業績に与える影響が気になっています。経営陣レベルの従業員など高所得者層を除いた平均受給の上昇率の推移に景気後退期を重ねると、歴史的に見て、上昇率が前年比4%増に接近すると企業の利益率が大きく圧迫され、その後、景気後退期が訪れる傾向にあります。もっとも8月の数字は2.8%増と4%という水準までにはまだ少々の距離が残されています。

今後、賃金が急上昇する可能性は低いと考えています。業務のシステム化や自動化などが賃金の伸びを抑制するというのがひとつの見方です。ただ一方で、今回のアマゾンに代表される、これまで賃金が抑えられていた層における賃金の引き上げの動きが賃金全体の伸びを加速させる可能性はあり、注意が必要であると考えています。

最後に5G環境を活用したサービス企業への裾野が広がることが期待され、息の長いテーマとなりそうです

2018104()Newsモーニングサテライト

 

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

 

通信大手のベライゾンがロサンゼルスをはじめとした4都市で家庭の中だけで使える5Gサービスを開始しました。これは世界初の試みとなります。また、AT&Tも年末にかけて同様のサービスを提供する見通しです。

アメリカでもスマートフォンの回線が5Gになるのは早くても来年から。日本や中国、ヨーロッパでは2020年かけてようやく本格展開する見込みです。通信インフラの整備や製品と部品の検証を行うフェイズがしばらく続くと考えられます。

先行して業績に影響が出始めているが5G関連の半導体や通信機器の性能を測る機械を製造している企業です。アメリカ市場では業界シェア1位のキーサイト、日本ではアンリツが挙げられますが、両社ともに直近に決算において5G関連受注の大幅増に言及しています。そして、次に恩恵が広がりそうなのが、半導体や通信機器などのメーカーで、クアルコムが8月に5G半導体のサンプル出荷を開始したばかりです。そして、最後に5G環境を活用したサービス企業への裾野が広がることが期待され、息の長いテーマとなりそうです。

今回は航空会社のロビー活動の成果もあって、法案に含まれませんでしたが、将来的に制限がかかる可能性があり、航空会社の業績を見るうえでは気にする必要がありそうです

2018103()Newsモーニングサテライト

 

東海東京証券アメリカ 手塚理恵さん

 

827日にジェットブルーが国内線の荷物の預け入れ手数料を25ドルから30ドルに引き上げたのをきっかけに、アメリカン、デルタ、ユナイテッドも続き、引き上げが相次いでいます。

荷物の手数料は航空会社の収益の大事な位置を占めており、今回、燃料費や人件費の上昇をカバーするために引き上げたということです。業界全体の荷物手数料推移で大きく増えている2008年は燃料費の高騰が原因で航空業界全体が大きく赤字となった年です。それ以降、手数料で赤字をカバーする時期が続き、手数料がなくても黒字を確保できるようになった2013年以降でも営業利益のおよそ2割が手数料によるものになっています。

今後はそう簡単に値上げできなくなるかもしれません。実は9月末に連邦航空局の権限に関する法案が議会に提出され、その際に荷物手数料の引き上げの制限も議論されました。今回は航空会社のロビー活動の成果もあって、法案に含まれませんでしたが、将来的に制限がかかる可能性があり、航空会社の業績を見るうえでは気にする必要がありそうです。

ミレニアル世代を取り込みたい企業の動きも追い風にコト消費市場は拡大していきそうです

2018102()Newsモーニングサテライト

 

岡三証券NY 近下篤子さん

 

先月、イベントブライトという企業がニューヨーク証券取引所に上場しました。イベント運営のためのプラットフォームやチケットのオンライン販売などを手掛けており、去年はおよそ300万回のイベントに携わって、2億枚以上のチケットを販売しています。

アメリカではミレニアル世代を中心にお金を払って体験する消費、いわゆるコト消費を重視する傾向が高まっていて、このコト消費関連銘柄として注目しています。イベントブライトは大型のコンサートなど特定のイベントを探すというより、週末に出かけたいけど何かないかといった場合に地域や日時、イベントのタイプごとに検索が可能で、地元のコミュニティで行われるバザーなど身近なものもあります。イベントブライトでは企業が実施するイベントが最近増えていることもビジネスの追い風になっているとしています。

企業にとってイベントは重要なマーケティング戦略の一つとなっており、ある調査では70%近いマーケティング担当者が今後、宣伝のためなどのイベント関連費用を増やすと回答しています。コト消費の中心に位置づけられるミレニアル世代はテクノロジーに慣れ親しんだ世代ながら、オンラインより実際のイベントに参加することに意義があると感じる割合は上の世代よりも高いとされます。ミレニアル世代を取り込みたい企業の動きも追い風にコト消費市場は拡大していきそうです。

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