求人件数に対する失業者の割合も今年の3月以降、節目の1.0を割れ、労働市場の逼迫が続いています。アマゾンの第2本社選定にもこうした事情が影響していると思われます
2018年11月7日(水)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
ニューヨーク市内のロングアイランドシティとワシントンDCの南に位置するクリスタルシティの二つに分かれる可能性が報じられています。当初は第2本社はシアトルの本社と同等の機能を持つために5億ドルを投資して、5万人を採用するという計画でしたが、1都市では5万人の技術者を採用するのは困難であるとの指摘があり、二つに分かれる可能性が浮上したようです。
ハイテク技術者への需要はアマゾンやグーグルなどのIT企業だけではなく、一般企業からもあり、労働省による職業見通しハンドブックではコンピュータ、IT分野の需要は2016年から2026年にかけて13%増と全体平均を上回る見通しです。本日発表された9月分の求人件数は依然として高い水準を維持しているほか、求人件数に対する失業者の割合も今年の3月以降、節目の1.0を割れ、労働市場の逼迫が続いています。アマゾンの第2本社選定にもこうした事情が影響していると思われます。
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