カテゴリー

最近のコメント

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

2018年11月

今も消費は好調ですが、急激な原油価格の下落は景気減速のきっかけにもなりうるため、注意が必要と考えます

20181130()Newsモーニングサテライト

 

東海東京証券アメリカ 手塚理恵さん

 

まずプラスの面ですが、ガソリン価格の下落などを通じて個人消費にとって追い風となっています。実際、トランプ大統領は減税効果に等しいと歓迎しています。ただ、当然マイナス面もあります。

信用格付けの低いハイイールド債は市場規模1兆ドルのうち45%をエネルギーセクターが占めているため、シェール関連企業の信用力がハイイールド債の利回りに影響します。原油価格が低下し、零細のシェール企業が経営難に陥るとの懸念が拡大すると、ハイイールド債の利回りが上昇、そうなると資金調達コストが高まり、厳しい状況に陥る企業が一段と増える可能性も否定できません。

2014年夏から2016年初めにかけて原油が急落した時にはエネルギー産業の生産が激減し、鉱工業生産指数の伸び率は前年比でマイナスと過去の景気後退期のレベルまで後退しました。この時は個人消費が堅調で景気後退に陥ることはなかったものの、設備投資の減速を受けて、20151012月期にGDPがプラス0.4%まで落ち込みました。今も消費は好調ですが、急激な原油価格の下落は景気減速のきっかけにもなりうるため、注意が必要と考えます。

2011年のロシアのマネーロンダリングについて銀行に対し資料の提供を繰り返し要求するなど、民主党でトランプ大統領の弾劾を行う勢力の中心人物の一人ともいわれ、今後、一層注目を集めるものと思われています

20181129()Newsモーニングサテライト

 

野村グループ 田部井智春さん

 

先の中間選挙で民主党が下院を取ったことで、民主党のマキシン・ウォーターズ議員が下院の金融サービス委員会の委員長に就任する見込みです。この人選が大手金融機関ないしトランプ大統領にとって厳しいものになるとの見方が出ています。

ウォーターズ議員は下院議員として28年のキャリアを持つベテラン議員で、貧困対策や消費者保護の取り組みで知られ、関連する法案を通してきた実績を持っています。そのため、金融危機の発端となった大手銀行や自身が富裕層であるトランプ大統領に批判的なことで有名です。

今月中旬に金融規制緩和への動きは終了と発言するなど、早くも銀行に対する規制強化を進める動きを見せており、銀行株が売られる動きがありました。また、ウォーターズ議員はトランプ大統領個人の財務状況や大統領が係ったとの疑いがある2011年のロシアのマネーロンダリングについて銀行に対し資料の提供を繰り返し要求するなど、民主党でトランプ大統領の弾劾を行う勢力の中心人物の一人ともいわれ、今後、一層注目を集めるものと思われています。

明日はパウエル議長の講演もありますが、FRBのスタンスが和らげば、小売りに限らず売られすぎた優良株に買い戻しが入ると考えています

20181128()Newsモーニングサテライト

 

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

 

今年の年末商戦は賃金上昇と大型減税、ガソリン価格低下と三拍子揃い、近年では最高レベルのクリスマスと予想されています。ところが、メーシーズやターゲットなど小売株の多くは決算で通期見通しを引き上げても急落、この理由は投資家の目がすでに減税効果が一巡する来年に向いているためです。

来年の減速懸念一色で行き過ぎの印象です。10月以降のセクター別パフォーマンスを見ると、小売りは最も下落率が大きいハードウェアに迫り、小売りに対する慎重な姿勢がうかがえます。これは市場では日増しに減速懸念が広がっているのに、FRBの来年の利上げ見通しが強いままであるためで、このギャップが大きすぎます。

景気が強いので12月の利上げはあると思いますが、来年は2回に修正されるとみています。これは前回の雇用統計で賃金が強く出たのは特殊要因で、インフレ圧力はそれほど強くないと思うからです。明日はパウエル議長の講演もありますが、FRBのスタンスが和らげば、小売りに限らず売られすぎた優良株に買い戻しが入ると考えています。

持っていなかった人にとっては割安がさらに割安で買えるチャンスとも言えるので、注目に値すると思います

20181127()Newsモーニングサテライト

 

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

 

9月末ですので、相場が調整局面入りする前のポートフォリオということになりますけれども、著名投資家のバークシャー・ハザウェイは新規にオラクル株を取得しました。オラクルはクラウド事業を着実に伸ばしてきているんですけれども、来年予想ベースで株価収益倍率が14倍台に過ぎないので、割安と判断したのだと思います。バークシャー・ハザウェイはそもそも金融株の保有が多いのですが、新たにJPモルガンを新規取得しました。長期金利が3%に乗っていて、金融にとっては非常に有利なビジネス環境なんですね。にもかかわらず、PERが10倍に過ぎませんので、これも割安と判断したのだと思います。

他にも自動車のフィアット・クライスラーですけれども、自動車販売は伸びているのに株価が下がっているということで、これも割安と判断されたんだと思います。保有で目立っています。クレジットカード会社のアメックスですけれども、2月にCEOが代わって、新規顧客を着実に伸ばしているというのが好感されて、これも保有が目立っています。

大手投資家は買ったり売ったりしませんし、割安なのがさらに割安になっているだけとしか思っていないんではないかと思いますね。ということは、持っていなかった人にとっては割安がさらに割安で買えるチャンスとも言えるので、注目に値すると思います。

強い、アーモンドアイ、4冠目のゴール、2分20秒6、物凄いレコードが生まれました。アーモンドアイ、この馬はどこまで強いんでしょうか。信じられません。2分22秒1というコースレコードを実に1秒5も上回りました。

20181125日(日曜) 5回東京8

11R 38回 ジャパンカップG

サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

コース 2400m 芝・左

実況:小塚歩さん

 

強い、アーモンドアイ、4冠目のゴール、2206、物凄いレコードが生まれました。アーモンドアイ、この馬はどこまで強いんでしょうか。信じられません。2221というコースレコードを実に15も上回りました。3歳牝馬が圧倒的な力を見せてジャパンカップを制しました。28番キセキ、311番スワーヴリチャードです。勝ちタイムは2206のレコードタイム、上りはゴールまでの800458600344でした。ジェンティルドンナに続く史上2頭目の3歳牝馬のジャパンカップ制覇です。

何という3歳牝馬でしょうか。最内枠から五分のスタート。そして、今日は前につけました。道中は3番手。4コーナーでは逃げるキセキをマ-クする2番手の位置。そこから、逃げ込みを図るキセキを楽々と捕らえて、楽々と捕らえたにもかかわらず、2206という物凄いレコードタイムで駆け抜けました。これは現在の国内最強と申し上げてもいいでしょう。

ウーバーのドローンを使ったデリバリーサービスが2021年にも始まると一部では報じられていて、課題を克服するための技術革新の動きも出ている点に注目しています

20181122()Newsモーニングサテライト

 

SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大塚祐貴さん

 

マクドナルドなどを中心とするレストラン業界の株価が堅調な推移となっています。ディフェンシブ銘柄全体が堅調なこともありますが、この背景の一つとしてオンラインで注文するデリバリーサービスの利用拡大もあります。マクドナルドはウーバーイーツと、また、ケンタッキー・フライド・チキンなどを傘下に持つヤム・ブランズはグラブハブとそれぞれデリバリーサービスの提携をしていますが、いずれも直近の決算発表で、提携の恩恵に言及す、今後もサービスを拡大させる方針としています。

これから消費の中心の位置づけとなっていくミレニアル世代の需要を取り込むうえでは、デリバリーサービスを拡大することの恩恵のほうが大きいと考えられます。スマートフォンに慣れ親しんでいる彼らにとって、モバイルアプリ上で注文から電子決済までできるサービスは利便性が高く、今後も利用が増えていくと予想されています。

ファーストフードチェーンだけではなく、スターバックスもデリバリーサービスの展開に向けて、試験運用を開始するなど、競争環境が一層激しくなることや利用が増える中で、配達員が不足する可能性など課題もあります。一方、ウーバーのドローンを使ったデリバリーサービスが2021年にも始まると一部では報じられていて、課題を克服するための技術革新の動きも出ている点に注目しています。

すでに発効された対中関税の取り消しは休戦合意には含まれないと見込まれ、今回の首脳会談で変更がありそうなのはまだ発効していない1月からの税率引き上げのみだとみています

20181121()Newsモーニングサテライト

 

野村グループ 草田裕紀さん

 

先週中盤から中国株はアメリカ株と比べ、底堅く推移しています。アメリカ上場の中国株のETFとS&P500のETFのパフォーマンスを比較すると、差が開いていることがわかります。これは月末に予定される米中首脳会談で米中が休戦することを織り込む動きである可能性が高いとみています。ただ、冷戦が完全解決することを期待していることではなく、あくまで休戦合意が実現することがマインシナリオであるとみています。

休戦と呼ぶためには中国からのすべての輸入品に対象を拡大した対中関税第4弾を棚上げすることが必須条件です。その上で、焦点となるのは1月に予定される対中関税第3弾の税率10%から25%への引き上げが見合わせられるかどうかです。

これまでトランプ政権は新しいNAFTA、そして、EUや日本とも一定の合意をしていますが、それでも鉄鋼、アルミ関税は取り消されていないことにみられるように、すでに発効している関税は取り消されないと考えられます。つまりすでに発効された対中関税の取り消しは休戦合意には含まれないと見込まれ、今回の首脳会談で変更がありそうなのはまだ発効していない1月からの税率引き上げのみだとみています。

XAIの場合、猫と判断した理由として、髭や耳に特徴があることを説明することができます。今後、AIの導入が一段と進むかどうかはXAIがカギを握っているといえそうです

20181024()Newsモーニングサテライト

 

岡三証券NY 𠮷田拡司さん

 

AIのブラックボックスが問題となっています。例えば、猫の写真をAIに画像認識させ、それは猫であるという答えを導き出す場合、AIは写真から得た膨大なデータを基に深層学習を行い、答えにたどり着きますが、AIが何を根拠にそれを猫と認識したかはわかりません。企業幹部を対象にした調査ではAIが答えを導き出した経緯を説明できないため、規制やコンプライアンスの基準をクリアできないのではと懸念する声が多く聞かれます。

金融や医療など規制が多い業界です。先週13日、FRBのブレ―ナード理事がAIと新たな金融環境というテーマで講演を行いました。金融機関はクレジットカードの信用度評価について説明責任を負っていますが、AIを使って信用度を評価する場合、その根拠を説明するのが難しいと指摘しています。明確な理由がわからないとどうやってその評価を改善すればいいのかもわかりません。

バンクオブアメリカなどの金融機関や多くの研究機関が今、根拠を説明できる人工知能、XAIの開発に取り組んでいます。XAIの場合、猫と判断した理由として、髭や耳に特徴があることを説明することができます。今後、AIの導入が一段と進むかどうかはXAIがカギを握っているといえそうです。

ステルヴィオ、そして2番ペルシアンナイト、白い帽子2頭。1番ステルヴィオ、最内に馬を持ち込んで2番ペルシアンナイト、白い帽子2頭、最後並びましたが。そのあと3着には3番アルアイン

20181118日(日曜) 5回京都6

11R 35回 マイルチャンピオンシップG

サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

コース 1600m 芝・右 外

実況:大関隼さん

 

ステルヴィオ、そして2番ペルシアンナイト、白い帽子2頭。1番ステルヴィオ、最内に馬を持ち込んで2番ペルシアンナイト、白い帽子2頭、最後並びましたが。そのあと3着には3番アルアイン。勝ちタイム1333、上がりタイム、ゴールまでの800462600mは345です。白い帽子2頭、内目の争い。1番ステルヴィオ、その鼻が僅かに出ています。2番ペルシアンナイト、連覇直前でしたが、僅かに届かず2着。3着争いですが、3番アルアイン。離れた外から伸びてきた16番カツジ。この2頭が馬体を離す形で34着争いです。

サウジは否定しているものの、OPECの解体観測などOPEC自体に対する不透明感もあり、今回の総会でこうした悪材料を払しょくできなければ、50ドル台を試す可能性もあるとみています

20181116()Newsモーニングサテライト

 

三井住友アセットマネジメントNY 曽根良太さん

 

10月末に200日平均線である67ドル前後を割れた後、弱気相場入りしたとの見方が強まり、弱い材料に対して過剰に反応する傾向がみられました。ただ、それを考慮しても下落ピッチが速すぎたとの見方が大半で、さすがにこの二日間は落ち着いているという印象です。

OPECが来年の石油需要見通しを引き下げていますが、これに関しては、来月6日のOPEC総会で減産幅を再び拡大するという決定に向けた布石であるとみています。つまり、来年需要が減るから生産を減らすのは当然だという主張するということです。

主要産油国は前回6月の総会後に一旦増産し、サウジはこの水準からの減産も示唆していますが、ロシアとの協調減産が条件です。しかし、ロシアは今の水準で据え置きのスタンスであり、ロシアが単独増産して、利益を得てしまうとの警戒感もあり、両者の足並みが揃うかどうかは不透明です。また、サウジは否定しているものの、OPECの解体観測などOPEC自体に対する不透明感もあり、今回の総会でこうした悪材料を払しょくできなければ、50ドル台を試す可能性もあるとみています。

どの自治体に補助金を支払う意思があったかといった情報も今後のアマゾンの事業展開に生かせるのではないかと見ています

20181115()Newsモーニングサテライト

 

米国みずほ証券 兼松渉さん

 

今回の第2の本社の決定がこれらの二つの都市にとって朗報であることに間違いはないのですが、それ以上に得るものが多かったのはアマゾンかもしれません。候補地の公募から選定までの過程には第2の本社の場所を決めるという以上のアマゾンの隠された狙いがあったとみています。

今回、アマゾンの誘致を図った都市の数は238。アマゾンは各都市から提案書を受け付けてきたわけですが、その過程で各都市の都市計画の詳細を無償で入手したことになります。各都市の人口動態はもちろんのこと、今後のインフラ投資計画や教育への取り組み、住宅事情、労働状況など一般市民には公開されていない情報も含めて、多くの情報がアマゾンに渡ったとみられます。

こういった情報は今後、アマゾンが配送センターやスーパーのホールフーズなどを新設、展開していくうえで非常に貴重なものとなります。例えば、新たな住宅地が計画され、人口増が見込まれる街にホールフーズを設置しようというようなイメージなんですね。ほかにも、今回、どの自治体に補助金を支払う意思があったかといった情報も今後のアマゾンの事業展開に生かせるのではないかと見ています。

銀行の収益改善につながる金利の先高観も薄れており、銀行株の上昇には規制緩和だけではなく、経済の高成長が持続することが必要だとみています

20181114()Newsモーニングサテライト

 

岡三証券NY 近下篤子さん

 

先週9日、FRBが金融機関に対する監督と規制の報告書を初めて公表し、アメリカの銀行の資本構造や流動性が大きく改善したと指摘したうえで、その健全性を損なわない範囲で、銀行のコンプライアンス費用などを最小限に抑える方針を示しました。

ただ、今回の報告書では大手行の4割以上がリスク管理の基準を満たしておらず、依然として対応が不十分とも指摘しています。また、FRBのクオールズ副議長はストレステストの緩和について、大幅な修正は早くとも2020年まで実施されることはないと述べており、不透明感も残っています。こうした中、今週14日からはクオールズ副議長の議会証言があり、規制緩和の詳細やFRBの今後の取り組みについて明らかになる可能性があります。

アメリカ経済の見通しが低調なことが金融セクターの重しになっていると考えられます。ニューヨーク連銀が今後1年以内にリセッションに突入する確率を金利先物の動きから算出していますが、こちらは上昇トレンドにあり、減税の恩恵一巡や貿易摩擦の影響などを背景にアメリカ経済は成長率が徐々に減速すると見込まれています。銀行の収益改善につながる金利の先高観も薄れており、銀行株の上昇には規制緩和だけではなく、経済の高成長が持続することが必要だとみています。

AIの導入など運用手法の変化もCMEなど取引所のビジネスに追い風と考えています

20181113()Newsモーニングサテライト

 

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

 

不安定な相場では投資家が先物やオプションを駆使して、リスクをヘッジします。シカゴにある先物とオプション専門の取引所を運営するCMEの株価は2月の下落局面で上昇、そして、10月の株価調整局面でも高値を取っています。

CMEの売り上げ構成比では株だけではなく、金利、エネルギー、穀物、為替など取引の対象は多岐に渡ります。今年は多くのアセットクラスで値動きが荒く、活発な取引が行われました。9月時点での取引高は前年比で株とメタルが2割増、金利関連も17%増など大幅に伸びています。

金融政策の転換点、ドル高による新興市場やコモディティへの影響、米中関係の行方など難しい環境が続きます。また、AIの導入など運用手法の変化もCMEなど取引所のビジネスに追い風と考えています。

悲願のGⅠ制覇、12番リスグラシューです。最後は粘る9番クロコスミアを捕らえました。その後の3番手争い、接戦でした。7番モズカッチャン、3番手は確保したか

20181111日(日曜) 5回京都4

11R 43回 エリザベス女王杯G

サラ系3歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量

コース 2200m 芝・右 外

実況:山本直也さん

 

悲願のGⅠ制覇、12番リスグラシューです。最後は粘る9番クロコスミアを捕らえました。その後の3番手争い、接戦でした。7番モズカッチャン、3番手は確保したか。内から5番レッドジェノヴァ、外には8番カンタービレ。粘りに粘った9番クロコスミアを外から12番リスグラシュー捕らえました。鞍上はジョアン・モレーラ騎手。今日、5つ目の勝ち鞍がJRAのGⅠ初制覇となりましたジョアン・モレーラ騎手。2番手は9番クロコスミア、昨年の雪辱ならず。3番手争いは7番モズカッチャン残しています。勝ち時計2131、上がり4ハロン4673ハロン347でした。

見事見事、悲願のGⅠ制覇となりました12番リスグラシュー、GⅠに挑戦して4回の2着、銀メダルはありましたが、遂に遂に待望の金メダル、GⅠ制覇を果たしました。

アマゾンが慎重な見通しを示した後だけに、メーシーズやウォルマート、ティファニーといった企業群がどのような業績見通しを示すのか、従来以上に注目が集まります

2018119()Newsモーニングサテライト

 

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

 

市場の注目はようやく年末商戦に向かってくるのではと思います。10月上旬に全米小売業協会が発表した年末商戦の小売売上予想は高い伸びが示されましたが、その後の株価急落等もあり、ほとんど市場で材料視されていない状態です。そのことは小売株が10月から指数全体を下回る株価推移になっていることにも表れています。

中間選挙で市場が最も恐れていた上下両院を民主党が占め、減税の撤回や大統領の弾劾などに議論が及ぶというシナリオが回避されたことで、消費者マインドの悪化は舞逃れました。企業による賃上げや設備投資抑制への懸念も後退しています。それらは最終的には活発な消費行動につながると考えられ、年末商戦への強気見通しを裏付ける材料が維持されています。

経済全体でみれば、11月下旬に発表される消費者信頼感指数は先行指標的な要素が強く、注目です。また、来週から本格化する小売企業の決算発表も重要です。アマゾンが慎重な見通しを示した後だけに、メーシーズやウォルマート、ティファニーといった企業群がどのような業績見通しを示すのか、従来以上に注目が集まります。

暫定予算で凌げるというのをマーケットは知っているので、また段々慣れていくのではないかと思います

2018118()Newsモーニングサテライト

 

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

 

今回の中間選挙はこれまでになく注目度が高かったんですね。それを象徴するVIX指数が昨日、投票当日にもかかわらず、20という高い水準で取引されていたんですよね。ということは、かなりの不透明要因だったということで、これが終わった以上、今後数週間で高値を回復していく展開になっていくんではないかと思っています。

ねじれることになりましたけれども、実はウォール街にはねじれは市場にやさしいという格言があります。マーケットというのは不透明要因を嫌がるので、政治的不透明要因がねじれていると出にくいというのがあります。特にトランプ氏のようなサプライズ型の大統領だと、サプライズが出にくくなるというのが好感されるのではないかと思います。

予算の期限切れに伴って、債務上限の引き上げ問題に伴う政府機関の閉鎖というのが久しぶりに蒸し返されてくると思います。最初に次ぎ、予想されるのは予算切れで、債務上限にかかるのは来年夏なんですけれども、おととしまでは定期的にあった問題なんですが、今回、久々ということで、来年夏までには反応するかもしれません。ただ、暫定予算で凌げるというのをマーケットは知っているので、また段々慣れていくのではないかと思います。

求人件数に対する失業者の割合も今年の3月以降、節目の1.0を割れ、労働市場の逼迫が続いています。アマゾンの第2本社選定にもこうした事情が影響していると思われます

2018117()Newsモーニングサテライト

 

マキシム・グループ 久野誠太郎さん

 

ニューヨーク市内のロングアイランドシティとワシントンDCの南に位置するクリスタルシティの二つに分かれる可能性が報じられています。当初は第2本社はシアトルの本社と同等の機能を持つために5億ドルを投資して、5万人を採用するという計画でしたが、1都市では5万人の技術者を採用するのは困難であるとの指摘があり、二つに分かれる可能性が浮上したようです。

ハイテク技術者への需要はアマゾンやグーグルなどのIT企業だけではなく、一般企業からもあり、労働省による職業見通しハンドブックではコンピュータ、IT分野の需要は2016年から2026年にかけて13%増と全体平均を上回る見通しです。本日発表された9月分の求人件数は依然として高い水準を維持しているほか、求人件数に対する失業者の割合も今年の3月以降、節目の1.0を割れ、労働市場の逼迫が続いています。アマゾンの第2本社選定にもこうした事情が影響していると思われます。

上下両院で共和党が過半数を維持すれば、さらなる金融規制緩和の動きが進み、銀行株にとって追い風となる可能性もあります

2018116()Newsモーニングサテライト

 

SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大塚祐貴さん

 

過去6カ月の銀行株の動きを見ると、トレーディング収入などが好調だった大手の都市銀行に比べ、地銀のパフォーマンスが冴えないことがわかります。しかし、地銀株も足元の金利上昇で反発の動きを見せているほか、別のプラス材料も出てきています。

先週、FRBは地銀を中心とする比較的資産規模が小さい金融機関に対する規制緩和の計画を明らかにし、これには緊急時に備えておく資産の条件の緩和や年1回のストレステストを2年に1回にすることなどが含まれます。中小規模の銀行にとっては負担が減り、追い風となることが期待されます。

今年5月、金融規制に関するドッド・フランク法の内容を緩和する修正法案がすでに成立していて、この採決では民主党議員の一部も賛成に回っていたことからねじれ議会となっても規制緩和の方向は変わらないと思います。また、上下両院で共和党が過半数を維持すれば、さらなる金融規制緩和の動きが進み、銀行株にとって追い風となる可能性もあります。

3.8兆円と巨額な提示がなされたことで、荒れた相場の中でも企業の投資意欲が衰えていないことが確認されました。M&A活発化への期待が高まれば、市場の需給にとって追い風だと考えています

2018112()Newsモーニングサテライト

 

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

 

今回の株価下落によって、アメリカ株式市場は全体として約10%の時価総額を失いました。その結果、資産配分比率を決めて運用している投資家にとって、株式の比率は大きく低下していると推察されます。今後、相場の落ち着きを見ながら株式を買い戻す動きがさらに強まってくると考えます。

まずは自社株買いです。ブラックアウトといって、企業は決算発表直前には自社株買いを控える傾向がありますが、現在は主要企業の多くが決算を通過し、今後は自社株買いを本格的に再開するとみられます。今年は第1、第2四半期ともに歴代最高の金額だったことがすでに発表されていますが、足もとの株価調整を受けて、第4四半期はそれ以上、2000億ドル規模の買い需要が見込まれるといわれています。

M&Aです。それを印象付けたのが、今週初め、IBMがクラウド事業を拡充するためにレッドハットの買収を発表したことです。3.8兆円と巨額な提示がなされたことで、荒れた相場の中でも企業の投資意欲が衰えていないことが確認されました。M&A活発化への期待が高まれば、市場の需給にとって追い風だと考えています。

歴史的にはもう跳びぬけたパフォーマンスを示していますので、これが今から始まるという時期に差し掛かっているということです

2018111()Newsモーニングサテライト

 

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

 

今年に限らず、株式に投資するチャンスというのは市場が怖がっているときというのがひとつ条件として挙げられます。市場がどれだけ怖がっているかというのは客観的に見るにはVIX指数が最も適切だと思いますが、アメリカの場合、25を超えれば、かなり怖がっているなということでチャンスが訪れる可能性が高いということで、年2回ぐらいサインが出ますけれども、要するに、市場と一緒になって怖がっていてはもう儲けるチャンスもかなり少なくなるということですね。

下がってもまだバリエーション的に割安感がなければ、下値不安が残るのですが、S&P500指数の株価収益率は67年ぶりの割安水準にまで来ています。もちろんここで止まる保証はないですし、もっと割安になる可能性は無きにしも非ずですが、これもそういう態度でいるといつまでも買えないということになります。

タイミング的には今日でアメリカの投資信託の決算が集中している日が終わりますし、来週の今頃には中間選挙も終わっています。そして、何よりも来年は大統領の任期3年目という、4年目も選挙に向けて最も歴代大統領が経済に力を入れる年なんですね。歴史的にはもう跳びぬけたパフォーマンスを示していますので、これが今から始まるという時期に差し掛かっているということです。

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ