歴史的にはもう跳びぬけたパフォーマンスを示していますので、これが今から始まるという時期に差し掛かっているということです
2018年11月1日(木)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん
今年に限らず、株式に投資するチャンスというのは市場が怖がっているときというのがひとつ条件として挙げられます。市場がどれだけ怖がっているかというのは客観的に見るにはVIX指数が最も適切だと思いますが、アメリカの場合、25を超えれば、かなり怖がっているなということでチャンスが訪れる可能性が高いということで、年2回ぐらいサインが出ますけれども、要するに、市場と一緒になって怖がっていてはもう儲けるチャンスもかなり少なくなるということですね。
下がってもまだバリエーション的に割安感がなければ、下値不安が残るのですが、S&P500指数の株価収益率は6、7年ぶりの割安水準にまで来ています。もちろんここで止まる保証はないですし、もっと割安になる可能性は無きにしも非ずですが、これもそういう態度でいるといつまでも買えないということになります。
タイミング的には今日でアメリカの投資信託の決算が集中している日が終わりますし、来週の今頃には中間選挙も終わっています。そして、何よりも来年は大統領の任期3年目という、4年目も選挙に向けて最も歴代大統領が経済に力を入れる年なんですね。歴史的にはもう跳びぬけたパフォーマンスを示していますので、これが今から始まるという時期に差し掛かっているということです。
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