決済端末を提供する側のスクエアは10月に高機能決済端末の販売を開始し、接触型カードやアップルペイなどのスマホ決済などにも対応しています
2018年12月11日(火)Newsモーニングサテライト
岡三証券NY 𠮷田拡司さん
日本では当たり前の光景となっていますが、ここニューヨークの地下鉄でも非接触型のクレジットカードとデビットカードに対応した自動改札機が来年導入される予定です。また、クレジットカード大手ビザは10月の決算発表の際に来年末までにアメリカで新たに1億枚以上の非接触型のビザカードが発行されるとの見通しを示しました。
世界各国の過去の例を参考にしたビザの調べでは非接触型決済の普及率はサービス開始2年以内に50%を超えるという傾向があり、急拡大するのが特徴のようです。実際、アメリカでもコストコが8月中旬に大手銀行シティと提携して非接触型のカードを発行しましたが、早くも会計の半数以上が非接触型となっています。また、小売業者の決済システムのおよそ70%が非接触型に対応しているとされ、受け入れ側の体制も進んでいます。
カードを発行する側のJPモルガンは11月に今後すべてのクレジット、デビットカードに非接触型の決済機能を搭載すると発表したほか、決済端末を提供する側のスクエアは10月に高機能決済端末の販売を開始し、接触型カードやアップルペイなどのスマホ決済などにも対応しています。いち早く顧客の囲い込みに動き出した企業の動向に注目しています。
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