5Gが本格普及した後にはネットフリックスらコンテンツ企業やスクエアなどの決済サービス企業がなお一層活躍すると予想されます。そのような発想で考えると、株式投資に国境はないと感じられるのではないでしょうか
2018年12月20日(木)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん
世界の投資家も巨大IPOという印象を持ったと予想します。今年のアメリカ市場で最も大きいIPOの金額は2000億円弱ですが、ソフトバンクの調達金額は実に2.6兆円にのぼりました。一方で、すでに上場している企業群の中に入れてみると、初日終値ベースの時価総額6.1兆円は世界ではトップ100に入ることもできません。
日本の投資家が外国株に目を向ける一つのきっかけになればと考えます。日本の家計の金融資産に占める外貨資産の保有比率は3%に満たないとみられています。一方で、日本の年金を運用するGPIFの基本ポートフォリオでは外国株の比率は25%と定められています。安定運用を目指す年金基金がこのような比率を取っていることは安定的、効率的に資産を運用するうえで外国株式の保有が有益な手段であることを物語っています。
ソフトバンクが進める成長戦略に合致する企業が挙げられます。例えば、5G通信を例にとると、5Gが本格普及した後にはネットフリックスらコンテンツ企業やスクエアなどの決済サービス企業がなお一層活躍すると予想されます。そのような発想で考えると、株式投資に国境はないと感じられるのではないでしょうか。
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