物流網のロボット、IT市場は2026年までに年平均40%を超える急拡大が見込まれる成長分野で、業務の効率化や労働市場の逼迫を追い風に今後、注目の市場となりそうです
2018年12月5日(水)Newsモーニングサテライト
岡三証券NY 近下篤子さん
アマゾンが抱える倉庫や物流網では人手不足の慢性化など労働環境の悪化が問題になっています。こうした中でアマゾンは倉庫でのロボット導入からトラックの位置情報などITを活用した配送網の管理まで物流全体のロボット化、IT化を進めています。
アマゾンは企業買収などを通じて物流用ロボットを開発しており、社内だけではなく、ほかの企業にもロボット活用を促しています。また、ロボットの高性能化に伴い、ソフトウェアとの連係が必至となる中で、先日、アマゾンのクラウド部門であるAWSがAWSロボメーカーという開発用のソフトウェアを発表しました。このソフトウェアはオープンソースでAWSと連携して使用することができ、物流網を抱える企業などはアマゾンの音声認識機能や人工知能システムを活用しながら、自社の物流システムを構築することができます。
このソフトウェアの導入が広がれば、すでに多数のアメリカ企業にクラウドを提供しているアマゾンにとって、自社のエコシステムを広げるチャンスとなります。こうした物流網のロボット、IT市場は2026年までに年平均40%を超える急拡大が見込まれる成長分野で、業務の効率化や労働市場の逼迫を追い風に今後、注目の市場となりそうです。
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