ボラティリティが高い直近の環境下ではFOMCの内容がタカ派的と捉えられたときの株価下落に注意が必要です
2018年12月18日(火)Newsモーニングサテライト
野村グループ 草田裕紀さん
9月のFOMC以降、金融環境が引き締まっています。野村の金融環境指数は足元の金融環境が向こう半年間の年率実質GDP成長率にどれだけ影響するかを示すもので、プラスであれば緩和的、マイナスだと引き締めを意味します。
今週のFOMCで利上げが行われると、金融環境は緩和から引き締めに転じるとみられます。野村では今回、FRBは利上げを行ったうえで、来年の利上げ回数を9月時点の3回から2回へと下方修正するとみています。また、今後の利上げのタイミングについて、これまでの四半期に一度、定期的に利上げするというパターンが完全にデータ次第に変更されると予想します。
確かに一見、ハト派には見えますが、来年2回の利上げはFF金利先物などが示唆する市場予想よりも多いため、タカ派的と受け止められる可能性もあります。また、パウエル議長が利上げ停止観測をけん制するべく、利上げ局面がまだ終了していないことを強調することも考えられます。ボラティリティが高い直近の環境下ではFOMCの内容がタカ派的と捉えられたときの株価下落に注意が必要です。
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