平均で月額100ドル程度を支払うケーブルテレビと比べれば、月額10ドル前後の動画配信サービスを複数契約してもまだ割安です。動画配信市場の成長で恩恵を受蹴る企業に注目しています
2019年1月29日(火)Newsモーニングサテライト
岡三証券NY 𠮷田拡司さん
ネットフリックスやHuluなどが先行していますが、年後半にはウォルトディズニーやタイムワーナーを買収したAT&Tなどが続々と参入する予定です。さらに来年にはコムキャスト傘下のNBCが無料の動画配信サービスを開始する予定です。
ネットフリックスは今月、コンテンツ力を一段と高めるためにすべてのプランで大幅な値上げを決定しました。反対にHuluは23日、低価格プランをさらに値下げして、価格の敏感な顧客を囲い込む戦略を打ち出すと同時に、高価格プランは値上げすることで、コンテンツ力でも勝負するようです。
今はケーブルテレビ業界からシェアを奪う段階で、ケーブルテレビを解約して、代わりに2、3社の動画配信サービスを契約する動きが加速すると見込んでいます。ある調査ではケーブルテレビの解約者数は2017年以降の5年間でおよそ3000万人にのぼると推計されています。平均で月額100ドル程度を支払うケーブルテレビと比べれば、月額10ドル前後の動画配信サービスを複数契約してもまだ割安です。動画配信市場の成長で恩恵を受蹴る企業に注目しています。
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