GM参加のクルーズも今年、ロボタクシーサービスを開始する計画としていて、こういったロボタクシーサービスから徐々に自動運転の市場が拡大していくと考えられます
2019年1月11日(金)Newsモーニングサテライト
SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大塚祐貴さん
PAVEと呼ばれる自動運転にかかわる企業や団体の連合が発表されました。アルファベット参加のウェイモ やGM、トヨタなど多くの企業が参加し、一般消費者や議員などに対して自動運転に関する性格の知識を提供することを目的としています。ある調査によれば、半数のアメリカ人は自動運転が必ずしも安全ではないと考えているということで、PAVEによって理解が深まり、自動運転の普及にも弾みがつく可能性があるとみています。
自動運転技術のレベルは一般的に5段階に定義されます。現在は悪天候での走行が難しいことなどで、完全自動運転のレベル5の実験には至っていないものの、特定の環境において自動運転が可能になるレベル4の段階に達してきています。
去年12月にウェイモがアリゾナ州で有料のロボタクシーサービス、ウェイモ・ワンを開始しました。まだ非常に限られた地域と利用者のみにサービスを提供していて、安全確保のため、運転手も同乗しているという状況ですが、今後、サービスの拡大が見込まれています。また、GM参加のクルーズも今年、ロボタクシーサービスを開始する計画としていて、こういったロボタクシーサービスから徐々に自動運転の市場が拡大していくと考えられます。
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