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リフトは上場後はおそらくハイリスクハイリターン型の取引

2019年3月28日(木)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

リフトは28日にIPO価格を決定して、29日にナスダックに新規公開の予定です。投資市況は公開株数を大幅に上回っていて、今、かなり人気なんですけれども、1株70ドル台で決まりそうな気配です。これを基に計算すると、今年最大の21億ドルの調達となります。
配車サービスというのはいわゆる第4次産業革命の一角をなす産業ですけれども、最大手はウーバーという会社なんですね。ただ、この会社は新規増資公開の準備中で、一般の投資家が初めて投資できるのはリフトが初めてということになります。この会社は2016年から2018年にかけて売り上げが6倍になっていて、最大手のウーバーに追いつく勢いで、成長企業ともされています。
この業界が案外参入障壁が低くて、小規模の競争相手がかなりいるんですよね。あと、ドライバーの確保もかなり難しい問題とされていますので、今後、黒字を確保できるというのはまだ不透明な状況です。ただ、一方で、アメリカの運輸産業は1.2兆ドルの大きな規模ですので、当たると大きいと。ですので、上場後はおそらくハイリスクハイリターン型の取引になるのではないかと思います。

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