日本人は早く売らないと下がってしまうというデフレマインド
2019年3月27日(水)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
GPIFが資産の25%を外国株式に投資する中で、個人投資家の間でも長期投資の対象として外国株への関心が高まっています。とはいえ、例えば、アップル株の国別保有率を見ると、日本は2.52%、アマゾンにおいては1.87%とまだまだ水準としてはこれからです。
財務省発表の対外株投資に関するデータとS&P500の株価推移を見ると、株価が急落した後に戻す局面で売り越しが増えています。少しでも株価が戻すと慌てて売ってしまう傾向が顕著です。基本的にアメリカ株は右肩上がりですので、その後の株価上昇に乗れません。
アメリカ株と日本株の長期の株価チャートを比較すると、アメリカ人は株は長期で保有すれば上がるものと刷り込まれているのに対し、日本人は早く売らないと下がってしまうというデフレマインドが働くのかもしれません。世界的な優良企業には長期投資の姿勢で臨みましょう。焦らない姿勢が肝要です。
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