ラッセル2000テクノロジー成長株指数はITバブル崩壊後の戻りの局面においても急ピッチで回復するなど、ハイテク株全体の動きに先行する面があるため、今回もハイテク株全体のさらなる上昇につながるかもしれません
2019年3月22日(金)Newsモーニングサテライト
SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大関千尋さん
今週は半導体株に好材料が目立ちました。AMDはグーグルの新しいゲーム事業、STADIAでの提携が発表されたほか、エヌビディアは自動運転分野におけるトヨタとの提携拡大を発表しました。マイクロンも昨日引け後の決算で、年後半の需要回復見通しを示し、大きく上昇しました。
半導体製造装置に受注も回復しつつあるとみられるほか、エヌビディアが今四半期中に過剰在庫は解消に向かうとの見通しを示したように、在庫調整についても一巡感が出ています。また、利益率予想の悪化が続いているハイテク株全体でも、今後、期待できる材料があります。
ラッセル2000テクノロジー成長株指数はPERと成長予想値が相対的に高い中小型株で構成される指数ですが、年初からの上昇ペースがハイテク株全体を上回っています。この指数はITバブル崩壊後の戻りの局面においても急ピッチで回復するなど、ハイテク株全体の動きに先行する面があるため、今回もハイテク株全体のさらなる上昇につながるかもしれません。
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