スプランクやマカフィーなどが主要プレーヤーでSIEMの市場シェアは今後も拡大する
2019年4月12日(金)Newsモーニングサテライト
東海東京証券アメリカ 手塚理恵さん
情報管理のクラウド化が進み、サイバー攻撃のリスクが高まる中で、企業のセキュリティに対する考え方も変化しています。ファイアウォールなどこれまでのセキュリティは内部に侵入されないための防御が中心でしたが、最近は侵入を100%防ぐことは出来ないとし、侵入をいかに早く検知して、対応できるようにするかという考え方になってきています。
今、注目されているのはSIEMと呼ばれる次世代の監視・検知システムです。企業のITシステムを構成する様々な機器の動作状況を一元的に収集、管理し、異常を検知した場合にアラートを発するというものです。
サイバー攻撃の手口が巧妙になり、単体の機器の搭載されたセキュリティだけでは異常を検知できない場合でも、複数の機器で記録された動作状況を照合することで異常を検知できるという点が強みです。スプランクやマカフィーなどが主要プレーヤーでSIEMの市場シェアは今後も拡大することが見込まれています。
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