アメリカの株式以外に有望な投資先があるか
2019年4月24日(水)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん
ダウの年初のうち8%ぐらいは去年12月、大きく下がった反動ですので、実質的な上昇というのはそれほど早くないと思っています。ただ、5月に売ってどこかに行けの5月が近づいてきたので、それを考える時期ではあると思います。
過去50年を取っても10年を取っても、決算のある7月を除いては弱含む傾向があります。今年のパターンでも年初堅調というのは同じですので、5月以降は気を付けないといけない可能性があるともいますね。
あくまでも相場全体の話であって、特に7月というのは決算発表があって、堅調になる場合が多いですけれども、個別によってはもちろん業績とかファンダメンタルズのほうが大事で、上がるものは上がるということですね。二つ目は下落しやすい6月8月9月ですけれども、中長期的に見れば、上がっていても平均0.8%ぐらいの話で、本当に小幅な下落率ですので、こういうのをあまり気にしすぎて、中長期的な大きな上昇を逃すというのは気を付けないといけないということですね。三つめは今、世界中に景気減速する中、アメリカFRBは据え置いて、アメリカの株式以外に有望な投資先があるかという、投資家目線でみれば当然出てくると思うので、そういうのを勘案しながらこれからの時期を迎えるべきだと考えています。
« 大手テクノロジー企業の戦いが宇宙でも展開される | トップページ | 遺伝子解析機器でシェアトップのイルミナはヘルスケアと成長株のハイブリット的な存在 »
「Newsモーニングサテライト」カテゴリの記事
- アルコール飲料に新たな動き(2022.10.07)
- アメリカ小売決算の注目点は?(2022.10.06)
- アメリカ株価上昇の背景は?(2022.10.05)
- アメリカ中間選挙 市場の影響は(2022.10.04)
- アメリカ金融大手 決算見通し(2022.09.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント