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宇宙産業に関連するビジネスに的を絞った初めての上場投資信託、ETFが4月にニューヨーク証券取引所に登場

2019年4月26日(金)Newsモーニングサテライト

岡三証券NY ?田拡司さん

宇宙産業に関連するビジネスに的を絞った初めての上場投資信託、ETFが4月にニューヨーク証券取引所に登場しました。銘柄コードはUFOと宇宙を連想されるもので、ETFの構成企業の約8割が売上高の半分以上を宇宙関連事業で稼ぐ企業です。個人投資家が低い手数料で本格的な宇宙関連投資ができるようになります。
宇宙関連企業として注目されるイーロン・マスク氏のスペースXやアマゾンのベゾス氏のブルーオリジンは上場しておらず、個人レベルでの投資は簡単ではありません。また、ボーイングやロッキードマーティンは上場していて、宇宙関連事業を手掛けてはいますが、本業ではないため、宇宙産業に絞った投資対象とは言えませんでした。
これまでは企業や一部の資産家だけが成長期待の高い宇宙産業に多額の投資を行ってきました。一部投資会社のレポートによると、過去10年間の宇宙関連事業への投資額は200億ドルを超え、今年は第一四半期だけですでに17億ドル以上と、その規模は日を増すごとに即しています。こうした中で、個人投資家と宇宙産業を結ぶ株式市場の役割も増していくことが想定され、今回のETFの誕生は重要な一歩だったとみています。

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