出遅れていたソフトウェア、FAANG株などに資金が回っています
2019年5月7日(火)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
マイクロソフトは市場予想、そして、会社の計画を大幅に上回る好決算で、時価総額が決算発表後、一時1兆ドルを超える場面がありました。戦略事業の企業向けクラウドが41%も伸び、受注も強いことから、マイクロソフトをカバーするアナリストのほぼ全員が見通しを引き上げています。
期待の低かった銘柄が買われ、期待の高い銘柄に利益確定が目立ちます。例えば、アップルはiPhoneの販売が17%減でしたが、これは織り込み済み。自社株の買い戻し枠を750億ドル追加して買われました。一方、今年の相場の主役、次世代通信5Gの半導体を手掛けるザイリンクスは年初から株価が6割上昇したこともあり、利益確定で下げています。半導体株がこれまで相場をリードしてきましたが、選好の対象が変わってきた印象です。
急騰した銘柄の一部を換金して、出遅れ株に資金を移す動きがみられます。先週はバフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイがアマゾンに投資して注目を集めましたが、出遅れていたソフトウェア、FAANG株などに資金が回っています。
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