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大手機関投資家の保有動向

2019年5月24日(金)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

まず大手ヘッジファンドで新規取得が目立ったのは21世紀フォックス、メディアの会社ですけれども、この会社は3月にテレビ、映画事業の一部をディズニーに売却して、フォックス・コーポレーションという名前になりましたけれども、アメリカンフットボールとか野球とかの放映権を持っているFOXチャンネルを傘下に持っていて、より強みが発揮できるというのが好感されているんではないかと思います。
医薬品のブリストル・マイヤーズの新規取得も目立ちました。近年、がん治療というのは免疫療法がかなり注目されてきていますけれども、このブリストル・マイヤーズは今年初めにセルジーンという免疫治療の会社を買収して、これによってより免疫療法に力を注げるというのが期待されていると思います。
バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイがアマゾンも取得したんですけれども、同時に銀行のJPモルガンも追加で大量取得しているんですよね。この3社は実はアメリカの医療費抑制のために新たなヘルスケア企業の設立を今、準備を進めていて、実はこれに向けた政策投資の動きではないかと推測されます。

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