FB巨額罰金の影響
2019年7月16日(火)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん
フェイスブックは個人情報の管理問題で落ち度があったと思いますし、それによって50億ドルの罰金、これは史上最多となっています。ただ、市場の反応というのはこれまで過剰な反応だったと思います。
50億ドルという罰金ですね、これにフェイスブックはすでに予想していた金額で、当然マーケットもこれを前提にしなければならなかったんですけれども、株価というのは一時45%も下落しました。これは行き過ぎだったと思います。それから、その後、フェイスブックがかなり積極的に問題に対応してきて、セキュリティ対策費用を増やしてきましたので、この問題を乗り越えれば、むしろ安心して使えるプラットフォームになるんではないかと思います。
この高値水準でも割安だとみています。2020年予想ベースの株価収益倍率は19倍、市場平均よりも少し高いんですけれども、成長率が市場平均の2.5倍近くの20%近くこの数年予想できるので、個人情報の漏えい問題ばかりに気を取られていると、上昇を逃すのではないかと思います。
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