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ネットフリックス決算どう見る

2019年10月18日(金)Newsモーニングサテライト

マキシム・グループ 久野誠太郎さん

アメリカの契約者数はおよそ50万人の増加と市場予想を下回ったものの、2期連続で減少するのではとの懸念が一部であったため、この懸念が払しょくされたという点でポジティブな材料です。
10-12月期の契約者数ではアメリカ、海外ともに市場予想を下回る慎重な見通しを示しました。ディズニーやアップルとの競争が始まるなどで短期的に逆風が見られるだろうとしています。また、次の決算発表から売上と契約者数の開示方法を変更すると発表しました。アジア太平洋、ヨーロッパ、中東アフリカ、中南米、そして北米の5つの地域ごとに開示し、契約者数の見通しについては世界全体の契約者数のみを発表するということです。
今後の成長の牽引役がアメリカ市場ではなく、海外市場であることを強調するメッセージだと思います。ディズニーが11月から始めるサービスはグローバル展開に2年ほどかかるとしており、海外市場で成功しているネットフリックスは来年にも海外で現地言語のコンテンツを多く投入する計画やモバイル専用の低価格プランを試験的に拡大するなど、海外市場に注力する姿勢を示しており、今後の成長が期待できそうです。

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