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アメリカ株に上昇余地は

2019年10月31日(木)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

まだ上昇余地があると考えています。前年比での株価上昇率と消費者マインドの上昇率をみるとほとんど重なっています。家計資産における有価証券比率の高いアメリカでは株価が上昇すると、家計資産が増え、消費が活性化するというサイクルが起きやすいといえます。1年で消費が最も盛り上がる年末商戦の前に株価が最高値にあることはアメリカ経済にとって極めてポジティブです。
そこでカギになるのが需給面です。今年は米中貿易摩擦などを背景にリスクオフに強い債券に資金流入が続く一方、株式に対しては流出基調となっており、需給がかなり偏った状態になっています。米中交渉の進展などの好材料が出れば、偏りが一部解消され、債券から株式への資金流入が発生する可能性が高いと考えます。
業績が堅調にもかかわらず、株価が上がっていない銘柄です。今年は株式への資金流入が鈍ったことで、業績がブレにくいソフトウェア株や高成長のフィンテック株など特定の銘柄に買いが集中しました。そして、そういった銘柄群が8月以降に急激に売られるという荒っぽい動きとなりました。優良銘柄にもかかわらず、この動きに巻き込まれた銘柄が今後の相場の上値追いに一役買うことが期待できるかもしれません。

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