機関投資家の株式保有状況
2019年11月21日(木)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん
目立ったのは第一に著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが家具メーカーのRH レストレイションハードウェアの株式を新規取得しました。この会社は最近、モダンな家具を小売りすることによって、業績を伸ばしてきたのですけれども、一方で、市場で株の空売りが結構多くて、これも拍車をかける形で今年、株価は40%以上の上昇となっています。
衣料小売りのバーリントン・ストアーズの取得も目立ちました。この会社は有名ブランドから商品を安く買い取って、それをディスカウントで売り会社なんですけれども、小売りというのは全般にアマゾンとの競争で、これから厳しいといわれていたんですけれども、こういう安売り店はむしろアマゾンからの競争から逃れられるということが評価されているのだと思います。
ハイテク株の中で動きが目立ったのが動画配信サービスのネットフリックスなんですけれども、動画配信サービスの業界は新規参入者が最近結構増えてきて、競争激化が嫌気されて、一部ファンドはすべての株を売却したり、一部のヘッジファンドは空売りをしたりという動きが目立って、高値から20%近く下落していますけれども、一方で、これだけ下がって割安感が強いということで、積極的に買う動きも目立っています。ここは見方がかなり分かれています。
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