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2019年12月

企業の税務手続きで完全なペーパーレス化

財務省は企業の税務手続きで完全なペーパーレス化(電子化)を認める。
クラウド上の会計ソフトを使えば請求書や領収書をデータにして、ほぼ自動的に会計・税務処理できる。
ただ、税務調査などに備え、原則として紙で保存する義務があり、新しいサービスの普及を阻む要因にもなっていた。
10月の消費増税で税率は10%と軽減税率の8%が併存し、企業の経理作業は複雑になった。
会計ソフトの利用を促すことで中小企業の事務負担を軽くし、生産性を高める狙いだ。
クラウドサービスの利用こそが中小企業にとっての生産性向上の手段のはずで、そのための規制緩和がやっと始まったという感じだ。

堤防などハード整備に予算と時間の壁

台風19号は広範囲に記録的な大雨をもたらし、多数の河川で堤防の決壊を引き起こしたそうだ。
事前にハザードマップが示した通りに浸水の被害が発生し、重要施設が水に漬かったケースもあったようだ。
堤防などハード整備に予算と時間の壁が立ちはだかるなか、「想定」を生かして命を守り、街を守る対策が問われているという。
多くの税金を投じて作られたであろうハザードマップの有効性が証明され、ハードからソフトに税金の行方を変更していく必要がありそうだ。

学校に行かずに家庭で親と学ぶホームスクール

学校に行かずに家庭で親と学ぶ「ホームスクール」を選ぶ子どもが増えているらしい。
インターネットの普及を背景に、地域の大人や同世代の子と交流したり、オンライン教材を使って学習したりといった環境も整いつつあるそうだ。
不登校の子どもの数は全国で14万人と過去最多になっているという。
ホームスクールを実践する親子は「学校以外で学ぶ選択肢を社会全体で理解してほしい」と話しているそうだ。
ホームスクールで育った子供が成人した後、どうなっていくのかのほうに興味がある。

第36回 ホープフルステークスGⅠコントレイル

2019年12月28日(土曜) 5回中山9日
発走時刻:15時30分
第36回 ホープフルステークスGⅠ
2歳オープン(国際)牡・牝(指定)馬齢
コース:2,000メートル(芝・右)
実況:小塚歩さん

最後は鞍上、手綱を持ったまま、今日も楽々と勝ちました、2番コントレイル、3戦3勝でホープフルステークス制覇です。2着5番ヴェルトライゼンデ、3着は7番ワーケア。2戦2勝でこのレースに臨んでいた各馬での決着。2番コントレイル、デビュー戦の手綱を取っていた福永祐一騎手。再びこの馬の背中に戻って、ホープフルステークスを難なく制しました。2着5番ヴェルトライゼンデ、3着7番ワーケア。勝ちタイムは2分1秒4、上がりはゴールまでの800m48秒4、600mは36秒4でした。
スタートからゴールまで全く危なげありませんでした2番コントレイル、ディープインパクト産駒、ノースヒルズの生産馬が第36回ホープフルステークスGⅠを制して、ノーザンファームのGⅠ連勝を止めました。

生徒が私物のスマートフォンなどを学習に利用

神奈川県は全ての県立高校で、生徒が私物のスマートフォンなどを学習に利用できる環境を整えるそうだ。
先行導入した県立生田高校(川崎市)の小原美枝総括教諭は、授業を対話型に変える上でスマホなど情報機器の効果は大きいと指摘するらしい。
出来ない出来ないとばかり言っている教諭の教育現場では改革は進まないが、改革ができる教諭がいれば、改革ができるということか。

患者報告アウトカム(PRO)と呼ばれる手法の試み

患者がスマホアプリなどに記録した体調や副作用の情報を治療に生かすそうだ。
そんな「患者報告アウトカム(PRO)」と呼ばれる手法の試みが、がん医療などの現場の一部で始まったという。
画像や血液などの検査だけに頼らず、「患者の訴え」を治療の大切な指標にしようという考え方のようだ。
見過ごされがちだった症状にも目を配り、患者の生活の質を高めるようサポートするらしい。
患者が自分の心身に向き合い、治療意欲を高める手段としても期待されているようだ。
様々な情報機器に記録するという習慣づけが重要ということか。

堤防神話からの脱却を訴える

台風19号の記録的な大雨は、全国の延べ140以上の河川で氾濫を引き起こしたそうだ。
国土交通省は堤防整備など水害対策に力を注ぐが、財源にも限りがあることから急速には進まないという。
今回のように甚大な被害をもたらす巨大台風は今後も恒常的に襲来する恐れがあり、専門家は「堤防神話」からの脱却を訴えるようだ。
国土強靭化というお題目でまだまだ税金が使われる。

結成から30年を迎える連合

結成から30年を迎える連合は都内で定期大会を開いたそうだ。
「政界再編の起爆剤」をめざして発足した連合は、非自民による政権交代を2度にわたって支えたという。
今や野党勢力の再結集は見通せず、2年ごとに定める運動方針にも特定の支持政党を明記できていないらしい。
労働者の権利確保に向けた「政策・制度要求と提言」との目標も、実現に向けた道筋は細るばかりのようだ。
迷走する野党勢力と連合。選択肢がない国民の受け皿は現れそうにない。

大手電力会社が持つ送電線の容量不足が深刻

大手電力会社が持つ送電線の容量不足が深刻になっているそうだ。
大手電力のデータを基に調べたところ、北海道や東京など東日本で送電線の5~8割が空き容量不足に陥っているという。
未稼働の原子力発電所のために容量を確保し再生可能エネルギーを接続しにくい実態があるらしい。
送電線の有効な使い方が広がらなければ現在16%の再生エネの比率を2030年に22~24%に引き上げる国の政策にも影響を及ぼしかねないようだ。
再生可能エネルギー活用に本気でないことが送電線の空き容量不足にも表れている。

勤務時間を年単位で管理する変形労働時間制の導入

教員の働き方改革を進めるため、勤務時間を年単位で管理する「変形労働時間制」の導入を柱とする教職員給与特別措置法(給特法)の改正案が自民党の文部科学部会で了承されたそうだ。
文部科学省は臨時国会に提出し、成立したようだ。
繁忙期の勤務時間の上限を引き上げる代わりに、夏休み期間中などに休日をまとめ取りできるようになるらしい。
教職員以外にも法律により柔軟な働き方を阻んでいるものがあるのか、明らかにしてもらいたい。

第64回 有馬記念GⅠリスグラシュー

2019年12月22日(日曜) 5回中山8日
発走時刻:15時25分
第64回 有馬記念GⅠ
3歳以上オープン(国際)(指定)定量
コース:2,500メートル(芝・右)
実況:小林雅巳さん

リスグラシューです。リスグラシューです。見事に令和初のグランプリホースの座を手にしました6番リスグラシュー。ダミアン・レーン騎手です。そして、2番手が10番サートゥルナーリア。最後は7番ワールドプレミアが後方から追い込んできて、3番手に上がっています。勝ち時計は2分30秒5。ゴール前で左手を挙げながら、ガッツポーズを見せながらリスグラシュー鞍上ダミアン・レーン騎手、ゴールを通過。2番手に10番サートゥルナーリア。3番手7番ワールドプレミア。後はフィエールマン、キセキです。後シュヴァルグランがいて、9番アーモンドアイは後方でした。後方に敗れています。

放置された山林という全国共通の防災上の課題

関東を直撃した台風15号。
千葉県の大規模停電はほぼ解消するまで2週間以上かかり、東京電力パワーグリッドの復旧見通しの甘さで混乱が拡大したようだ。
停電長期化の最大の原因は大量の倒木にあり、損傷した電柱や電線の復旧作業が大幅に遅れたという。
その背景には林業の衰退で「放置された山林」という全国共通の防災上の課題が浮かび上がるらしい。
林業の衰退については先送りされ続け、また、防災上の課題が浮上しても先送りされる。

秋を代表する魚が今年も高め

秋を代表する魚が今年も高めだそうだ。
サンマは北海道から三陸まで漁の最盛期を迎えたが、全国の水揚げ量は前年同期比で8割減という。
市場の卸値は2倍以上で高級魚とされるマダイを上回ったらしい。
スルメイカは前年比で1割高。サバは2割高、マイワシも2%高いそうだ。
2013年以降、魚介類の価格上昇に合わせて、購入量は減っているという。
大衆魚の不漁は食卓にも影響しているらしい。
不漁を前提とした漁業について、国会でしっかりと議論してもらいたいものだ。

保護司のなり手として地方公務員に協力を呼び掛け

法務省が、罪を犯した人の社会復帰を支える保護司のなり手として自治体職員などの地方公務員に協力を呼び掛けているそうだ。
保護司は高齢化や希望者の減少が深刻らしい。
同省は地域の再犯防止体制の充実にもつながると期待するようだ。
ただ活動時間の確保など課題もあり、どこまで解決につながるかは未知数だという。
保護司に限らず、制度自体を見直す必要がありそうな役職は多そうだが、議論の遡上すら上がらないのはなぜなのか。

18歳未満の子どもの死亡事案の背景について全件検証

厚生労働省は18歳未満の子どもの死亡事案の背景について、全件検証する取り組みを始めるそうだ。
都道府県に医療、警察、福祉などの専門家からなる委員会を設置し、多角的に問題を分析するという。
刑事事件に発展しない事案も含めて検証し、虐待や事故の発生防止に生かす狙いのようだ。
2020年度から全国5地域でモデル事業を始め、順次ほかの地域に展開していくらしい。
モデル事業といわず、全国一斉に実施できない理由が何なのか、児童虐待やいじめについて、政治の関心はあまりに薄い。

景気敏感株の成長に注目

2019年12月18日(水)Newsモーニングサテライト

 

野村グループ 田部井智春さん

 

ファクトセットの集計によれば、2020年末のS&P500指数の予想1株利益、EPSは19年比約10%増となっています。ただ、EPSの伸びについては来年の第2四半期以降加速していく見通しであり、第1四半期については業績が相場を下支えするというよりは投資家センチメントの変化による相場展開が続くとみています。
エネルギーや資本財、素材など景気敏感セクターの利益成長の伸び率が顕著であり、これらが全体のEPSの押し上げ要因となる見通しです。四半期ごとに見て見ると、景気敏感セクターの利益成長率は今後3四半期の間は公益や不動産などディフェンシブセクターに後れを取るものの、来年第3四半期からは上回ることが予想され、来年後半の株価上昇に寄与すると考えられます。
仮に景気敏感セクターの利益回復の見通しが立たない場合は株価上昇が鈍くなる可能性が高くなります。景気敏感セクターの利益成長の予想が伸び悩み、ディフェンシブセクターの利益成長を上回れない局面に入った時には市場全体の利益成長予想が後退し、結果、株価が下落する流れとなりました。株安の早期警戒サインとなっていることから全体の方向感を見るうえで注目しています。

 

豚コレラの国内各地への拡大が止まらない

2018年9月に岐阜県で確認された豚コレラの国内各地への拡大が止まらないそうだ。
今年9月に農林水産省は感染を抑えるため豚へのワクチン接種を決めたが、岐阜県では飼育する豚の6割を殺処分するなど、地域の畜産業への打撃は深刻だという。
さらなる被害を防ごうと、各地で官民を挙げた対策が進められているらしい。
中国で深刻な被害が出ているときに十分に対策を立てる時間があったはずだが、これも想定外ということになってしまうのか。

アメリカ消費は堅調?

2019年12月17日(火)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

雇用の強さや株高による資産効果、また、今年は年末セールが前倒しでスタートしたことから11月の消費活動は強いと期待されていた分、前月比0.2%増は物足りない印象です。ただ、前年同月比でみれば、プラス3.3%と安定水準です。
祝日の関係で今年はサイバーマンデーが12月に後ずれしました。また、昨年の年末商戦は12月の株価急落で失速しましたので、前年比較ではハッピーなクリスマスになるはずです。ちなみに小売株の年初来上昇率を見ると、ディスカウントストアが上位に並び、高額消費は低迷、バブル時代のような過熱感はありません。
雇用者数は伸びていますが、民間の8割近くを占めるサービス産業の賃金は伸び悩んでいます。5年前に800万人とも1000万人とも推定された不法移民がトランプ大統領の移民政策で労働市場から締め出された分、低賃金の雇用が伸びていることも下押し要因とみられます。これはFRBが失業率の見通しを下げたこととも整合性があります。アメリカの消費は強すぎず弱すぎず、ゴルディロックスは株式市場にとって良い環境です。

外食業界で大手企業による小規模な企業のM&A

外食業界で大手企業による小規模な企業のM&A(合併・買収)が広がっているそうだ。
吉野家ホールディングス(HD)やクリエイト・レストランツHDが相次ぎ地域展開にとどまるチェーンを買収したという。
味などのノウハウや常連客を引き継ぎ、成長の足がかりにするようだ。
後継者不在という経営課題に直面する小規模な企業は多く、大手が買収する動きは今後も相次ぎそうだ。
外食業界に限らず、多くの業界で経営課題に直面する小規模企業は多いはずで、他の業界の事例を紹介してほしいものだ。

官民ファンドでコンテンツ分野や農林水産分野など4機構の累積損失が膨らんでいる

スタートアップ企業などに投資して産業を振興する官民ファンドで、コンテンツ分野や農林水産分野など4機構の累積損失が膨らんでいるそうだ。
累損は2018年度末までの1年間だけで6割増えて合計367億円になったという。
各ファンドは投資の拡大による黒字への転換をめざすが、無理に投資を増やせば損失がさらに膨らむ恐れも否定できず、累損解消の道は遠いらしい。
金融緩和が続く中、官民ファンドは既にその役割を終え、全て解散させるような大胆な提言を行う政党は出てこない。

第71回 朝日杯フューチュリティステークスGⅠサリオス

2019年12月15日(日曜) 5回阪神6日
発走時刻:15時40分
第71回 朝日杯フューチュリティステークスGⅠ
2歳オープン(国際)牡・牝(指定)馬齢
コース:1,600メートル(芝・右 外)
実況:山本直さん

6番サリオス、好位追走から堂々と抜け出ました。この馬の時代がやってくることになるのでしょうか、背中にはライアン・ムーア、見事にGⅠタイトルを掴みました。2着8番タイセイビジョン、武豊、またしても朝日杯のタイトルに届かず。3着争い、最後、大外から9番グランレイ差を詰めていまして、14番タガノビューティーとの争い、きわどくなっています。1分33秒0の勝ち時計。ゴールまでの800m47秒6、600m35秒8。朝日杯フューチュリティステークス、レースレコードです。1分33秒0。見事にサリオスが2歳王者に輝きました。8番タイセイビジョン、2着。9番グランレイが3着。14番タガノビューティー、わずかに劣勢。13番プリンスリターン、平地GⅠ初騎乗、原田和真、5番手に食い込んでいます。

日本の出生数が急減している

日本の出生数が急減しているそうだ。
1~7月は前年同期に比べて5.9%減り、30年ぶりの減少ペースとなったという。
団塊ジュニア世代が40代後半になり、出産期の女性が減ったことが大きいらしい。
2016年に100万人を下回ってからわずか3年で、19年は90万人を割る可能性が高いようだ。
政府の想定を超える少子化は社会保障制度や経済成長に影を落とすという。
出産や子育てをしやすい環境の整備が急務だそうだ。
少子化担当という大臣が任命され続けているが、実績を上げた大臣は皆無でも、その役職はなくならない。

プラスチックごみ、日本は削減対策で後進国

プラスチックごみ(廃プラ)が国際的な問題となるなか、日本は削減対策で「後進国」との見方が浮上しているそうだ。
野心的な削減目標を公表しているものの「燃やすリサイクル」を重視し、プラ使用量の削減や新素材導入では欧米に出遅れているためだという。
企業の一部では危機感が広がり、原料そのものを見直して新たなリサイクル体制を築こうとの動きも出始めたらしい。
日本がやっている感で満足している間に欧米中に後れを取っていくという構図が廃プラでも起きているということか。

クラウドの次はエッジ

2019年12月13日(金)Newsモーニングサテライト

岡三証券NY 𠮷田拡司さん

アマゾンは各国の通信会社と提携して5Gを利用したエッジコンピューティングサービスを提供すると発表しました。エッジコンピューティングとは遠隔にあるクラウド上のサーバーに一旦データを集めて処理するクラウドコンピューティングと異なり、ユーザーに近いサーバーや端末自体でデータを処理する技術です。データの処理を分散し、通信量を減らすことで、より迅速にデータを処理することができます。
例えば、自動運転の分野ではブレーキをかけるときに瞬時の判断が必要ですが、クラウド上のサーバー経由で情報を処理しようとすると、判断が遅れ、致命的な事故につながる可能性があります。エッジコンピューティングを使うことで、タイムラグを軽減できるほか、建設機械の遠隔操作など多くの分野で活用が期待されています。
アマゾン同様、クラウドサービスを提供するマイクロソフトは11月にAT&Tとエッジコンピューティングのサービスを提供すると発表しました。また、アルファベットもエッジコンピューティングのデバイス向けAIチップ、HTPUを独自開発するなど業界の動きは活発です。自動運転など将来有望な市場に深く関係するだけに、今後の競争が一層激しさを増していくとみています。

大学の学部の枠を超えた連携課程の設置

人工知能(AI)の技術革新といった社会の急速な変化に対応するため、文部科学省は大学の学部の枠を超えた「連携課程」の設置を可能にするそうだ。
8月に大学設置基準を改正したらしい。
複数の学部の教員が兼務する形で同課程の講義などを受け持ち、新設手続きも学部新設より簡略化して最短で2カ月と迅速になるという。
学部横断の教育研究を推進し、学生や産業界などの期待に応えるそうだ。
大学にもっともっと自由を与えて、次代を担う人材の輩出をお願いしたいものだ。

今年の相場から来年を占う

2019年12月12日(木)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

今年のS&P500指数は約25%上昇しています。株価はPERと1株当たり利益、すなわちEPSの掛け算に分解できますが、今年のS&P500指数のEPSは0.1%しか増加していません。すなわち今年の上昇のほとんどはPERの拡張によってもたらされたということで、12カ月先の予想PERは14.5倍から17.8倍まで拡張しました。FRBの利下げ戦略により金利が低下し、許容されるPER水準が切り上がったわけです。
FRBが利上げにも利下げにも動きづらい状況であるため、これ以上の金利低下とPERの拡張は難しいでしょう。そこでポイントとなるのがEPSの動向です。S&P500指数のEPSは来年、再来年とも約10%増加が見込まれています。これは米中交渉進展や世界的な景気回復を見込んでいるためです。株高のドライバーがPERの拡張からEPSの増加にバトンタッチすることで、株高が持続すると期待されます。
今年はEPSが横ばいだった分、年金基金などの長期投資家や個人といった慎重な投資家はほぼ一貫して株式を売り、それを自社株買いや短期投資家の買いでカバーするといった構図が続いてきました。しかし、EPSの増加という後ろ盾があれば、長期投資家らの株式市場への参戦が期待されます。需給面でも主体がバトンタッチし、株高を支えると想定しています。

未来投資会議は企業の新分野への投資を政策で後押し

政府の未来投資会議は企業の新分野への投資を政策で後押しする検討に着手したそうだ。
企業が業績回復で増えた手元資金を、将来の成長につながる買収やスタートアップへの投資に振り向けやすいように予算や税制で支援するという。
240兆円にも上る企業の現預金を有効活用し、日本経済の成長力底上げにつなげるのが狙いだそうだ。
現預金が積み上がっている企業を政策で後押ししても、結局、未来投資は出てこないはずだ。

サウジアラムコ上場 影響は

2019年12月11日(水)Newsモーニングサテライト

SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大関千尋さん

11日にサウジ証券取引所でサウジアラムコ株が取引開始となります。企業価値は1兆7000億ドルと評価され、取引が開始されれば、時価総額はマイクロソフトやアップルを抜いて、世界最大となる見通しとなっています。
まず、配当目当てのほかの石油メジャー株からアラムコ株へのローテーションは限定的となりそうです。当初、アラムコは上場以降の5年間に年間最低750億ドルを配当に振り向ける方針を示していて、インカム収入を得たい投資家からの注目を集めるとみられていました。しかし、企業価値が一部の市場予想を上回る1兆7000億ドルと評価されたことで、配当利回りは4.4%程度とエクソンモービルの5%を下回る水準になる見込みです。
アラムコ株は新興国の代表的な株価指数であるMSCIエマージングワールドインデックスに組み入れられる予定ですが、株価指数の算出に使う浮動株の時価総額で考えると、アラムコ株の割合は指数全体の0.4%程度に過ぎません。同様に世界の主要石油メジャー7社に占めるアラムコの割合も浮動株の時価総額では2.5%程度と指数組み入れに伴う石油メジャー株の売りは軽微となりそうです。

企業型確定拠出年金掛け金の拠出期間を70歳まで延ばす方針

厚生労働省は企業で働く人が加入できる企業型確定拠出年金について、今は60歳までとなっている掛け金の拠出期間を70歳まで延ばす方針だそうだ。
掛け金を長く積み立てられれば運用資産が増え、退職後にもらう年金も増えやすくなるという。
公的年金に上積みとなる企業年金を充実し、老後への備えを後押しするそうだ。
年金についての問題は企業年金がない人たちの老後支援であるが、別の形で政府の歳出は増えていくことは確実だ。

EV拡大 完成車メーカーの商機は

2019年12月10日(火)Newsモーニングサテライト

米国みずほ証券 川尻賢弥さん

アメリカでも先週、GMが韓国のLG化学と合弁でEV、電気自動車向け電池の生産する工場の建設を発表しています。電池の生産体制が整ってくることで、EV市場の先行きを見通しやすくなると考えています。
これまでのEV市場は展開の具体的な時期や収益性など全体のロードマップに不明瞭な点が多く、従来の完成車メーカーの多くは大雑把な方針を示すのみでした。一方で、早い段階から電池の量産体制の確立に向け取り組んでいたテスラは具体的な数値目標を掲げており、EV市場の先行きを見通すうえで、電池の長期的な供給体制の確立が不可欠だと考えています。
確かに多くの完成車メーカーが人員削減を発表するなど短期的には厳しい状況ですが、長期的には従来の完成車メーカーの商機があるとみています。EV市場はこれまで世界的な環境規制の強化の動きや税制優遇などが後押ししてきたため、需要よりも供給が先走る状態で、今後は需要の拡大がカギとなるといえそうです。買い替え需要を獲得するチャンスの多い従来のメーカーのほうが有利になるはずで、長期的な投資家としては足元の停滞感を気にしすぎる必要はないのではないかと考えています。

銀行の基幹システムをクラウド化する動き

銀行の基幹システムをクラウド化する動きが広がるそうだ。
ふくおかフィナンシャルグループは新しくつくるインターネット銀行にグーグル製のクラウドを採用すると発表したようだ。
コストの削減に加え、新たな商品・サービスへの対応も容易になるという。
基幹システムの統合は銀行合併の最大の障壁なだけに、クラウド化が進めば、地方銀行の再編を後押ししそうだ。
日本企業がクラウドを提供できないという悲しい現実がこの国の競争力の低下を意味している。

実名公表した病院リストを巡り、各地で反発が広がっている

診療実績の乏しい公立・公的病院に再編や縮小を促す目的で厚生労働省が実名公表した病院リストを巡り、各地で反発が広がっているそうだ。
424病院が名指しされ、自治体の首長から「地方の実情が分かっていない」などとの批判が相次ぐという。
医療費の抑制には病院の再編が欠かせないが、一律の基準で切り捨てるかのような方針への反発は収まらない可能性があるらしい。
やはり総論賛成、各論反対でうやむやになる可能性が大だ。

阪神ジュベナイルフィリーズGⅠレシステンシア

2019年12月8日(日曜) 5回阪神4日
発走時刻:15時40分
11レース 第71回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ
2歳オープン(国際)牝(指定)馬齢
コース:1,600メートル(芝・右 外)
実況:米田元気さん

逃げ切りました4番レシステンシア、これで3戦3勝、鞍上北村友一騎手、今年の重賞3勝、そして、タイムはレコード、1分32秒7が出ました。1分33秒台を乗り越えて、1分32秒7のレコードタイム。4番レシステンシア、好ダッシュからハナを切って、鮮やかに逃げ切りました。後続を寄せ付けませんでした。ダイワメジャー産駒、4番レシステンシア、新馬、ファンタージーステークス、そしてこの阪神ジュベナイルフィリーズ、3戦3勝としました。鮮やかでした。ゴール前はむしろ突き放す一方。5馬身から6馬身突き放して完勝です、4番レシステンシア。しかもレコードタイムのおまけつき。1分32秒7、ウォツカの基準タイム、1分33秒1を0.4秒更新しました。2着はマルターズディオサ上がったか、外は10番クラヴァシュドール、そして3番ウーマンズハート、1番ヤマカツマーメイド、その後ろに15番リアアメリアは遅れています。

自動車業界で中途採用を拡大する動き

自動車業界で自動運転など次世代技術に対応するため、中途採用を拡大する動きが広がってきたという。
トヨタ自動車は2019年度に総合職の採用に占める中途採用の割合を18年度の1割から3割に引き上げ、中長期的に5割とするらしい。
ホンダは19年度、採用全体の約4割に当たる約660人を中途採用に充てるようだ。
IT(情報技術)などの専門人材を中心に確保し、給与も実績に応じ評価するという。
日本の製造業の代表である自動車業界で中途採用が増え、日本型雇用は転機を迎えているそうだ。
中途採用が多い大企業が業績面でも優位になれば、新卒重視の採用は転換を迎えるはずだ。

過労死等防止対策白書を閣議決定

政府は2019年版の「過労死等防止対策白書」を閣議決定したそうだ。
重点業種として新たに定めた建設業とメディア業の実態調査をまとめたらしい。
特に労働時間が長かったのが建設業の現場監督で、6人に1人にあたる16.2%が週60時間以上。
月換算すると、労災認定の目安である「過労死ライン」の残業80時間を超過する水準だったそうだ。
長時間労働を美徳とする認識を変えることがこの国では最難関の施策かもしれないが、成長戦略でもあるはずだ。

アマゾンなぜ半導体を製造

2019年12月6日(金)Newsモーニングサテライト

岡三証券NY 近下篤子さん

アマゾンのクラウド事業、AWSが2日から開始した最新のサービスを紹介するイベントで、アマゾンが独自に開発したサーバー向け半導体、Graviton2を発表しました。アマゾンは2015年にイスラエルの半導体企業を買収していて、半導体製造への進出に動いています。
大量の高速データ通信やコスト削減お需要に対応するため、アマゾンはAWS向けにカスタマイズされたCPUの開発を進めています。サーバー向けCPUではインテルは圧倒的な市場シェアを誇っていますが、今回発表されアマゾン製のCPUはインテル製よりコストパフォーマンスが高い最大で40%優れているとアマゾンは主張しています。また、半導体のファイルを設計しているのはソフトバンクが買収したイギリスのアームホールディングスで、これまでサーバー向け半導体の分野ではインテルの後塵を拝してきました。今回、アマゾン製の半導体にアームの設計が採用されたことで、業界地図が変わる可能性があるかもしれません。
半導体企業の大手顧客であったアマゾンなどのハイテク企業が自ら最先端の半導体を開発するトレンドが広がっています。グーグルが人工知能の分野でEdge TPUと呼ばれる半導体を販売し、マイクロソフトも用途に応じて、プログラムを書き換えられる集積回路の開発を進めています。今後はハイテク大手が半導体市場の新たな可能性を切り開く流れとなりそうです。

外部の競技経験者らが担う部活動指導員制度

教員の勤務時間が長くなる要因の一つとされている部活動の指導や大会への引率などを、外部の競技経験者らが担う「部活動指導員」制度が中学を中心に広がりつつあるそうだ。
知識や経験がある指導員による部活動のレベルアップと、教員の負担軽減が期待できるらしい。
ただ、地域によっては、指導ができる人材の確保という課題も残されているという。
中学年代に対する指導者育成は競技団体ごとの格差が大きすぎて、依頼できる競技が限られそうだ。
そもそも部活動が必要かどうかを議論すべきだろう。

クラウデッド傾向の強い株は

2019年12月5日(木)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

クラウデッドトレードという言葉です。クラウデッドというのは混みあった、満員のといった意味で、年々、投資資金が一部の取引に集中する傾向が高まっています。今年、最もクラウデッドだったのは米国債、次がハイテク株となっています。昨年はFAANG株がこぞって買われ、集中が進み過ぎた結果、12月の下げがきつかったように、行き過ぎは要注意です。
昨年12月は利上げ懸念で、巻き戻しが起きましたが、今は金融政策が緩和なので、まったく状況が違います。確かにハイテク株指数は年初来4割近く上昇し、利益確定が出やすいタイミングですが、バブルにならないためにはガス抜きも必要です。また、来年は利下げの効果で、企業業績も上昇基調を取り戻すと予想され、リスク回避で債券に集中していた資金が株に戻るとみられます。
市場は15日の関税は再延長されると想定していますが、この見通しが揺らいだ場合の株価の下げは3~5%とみています。来年にかけて、債券から株への資金ローテーションが進むと大きな受け皿が必要となりますので、IT株に調整が入った時は買いのチャンス、投資妙味が大きいと考えています。

人権に配慮するサプライチェーンづくり

味の素など日本企業が原材料の調達先から業務の委託先まで「人権」に配慮するサプライチェーンづくりを急いでいるそうだ。
非政府組織(NGO)など外部の専門家と組み、自社では把握しづらい取引先の労働実態などの情報を集め、早期に改善できるようにするという。
人権配慮のサプライチェーンは国連の指針に沿って国も行動計画づくりに乗り出しているらしい。
低価格の裏には必ずからくりがあるというのは企業もわかっているはずで、やっとそこに目を向け始めたという印象だ。

動画配信のフレネミーとは

2019年12月4日(水)Newsモーニングサテライト

米国みずほ証券 兼松渉さん

フレネミーという表現をよく耳にするようになりました。フレンド、友人とエナミー、敵ですね、くっつけた造語で、最近、競争が増しているインターネット動画配信の分野でネットフリックスやアマゾン、そしてウォルトディズニーなどの関係を説明する際に使われている言葉なんですね。
これら3社は動画配信の分野において、どう考えてもライバル同士であるのですが、実は3社ともに共通している点があるんですね。それは動画の配信に当たり3社揃って、アマゾンのクラウドサービス、AWSを使っていると点なんですね。これらの企業は動画配信サービスの市場シェアの奪い合いを繰り広げている一方で、その膨大の量のデータの多くはAWS、アマゾンのクラウド上に保存され、処理されています。
いくらインターネット動画配信の分野における競争が加速しても、その勝ち負けとは関係なく、それを利益に結びつけることができるのがアマゾンという話なんですね。前回の決算ではアマゾンの営業利益の約7割がこのクラウド事業によるものでした。今後は動画配信の利用者が増え、コンテンツも増え、高画質化などによりデータの量も増えることが予想され、最終的にその恩恵を受けるのはアマゾンであると考えています。

美術の世界で女性活躍を支援しガラスの天井を破ろうとする動き

美術の世界で女性活躍を支援し「ガラスの天井」を破ろうとする動きが活発のようだ。
作品本位で実力勝負の世界とされるなか、例えば美術館の学芸員や来場者は女性が多いにもかかわらず、館長は男性が大半を占めているのが現状だという。
多様性確保の面からも、取り組みに注目が集まっているらしい。
美術館の多様性は観光資源になるというのは実証済みで、多様な人材の登用を期待したい。

アメリカ年末商戦を分析

2019年12月3日(火)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

製造業が不調の中でも個人消費が支える形で堅調な年末商戦になる見通しです。例年の傾向はずっとそうですけれども、オンライン販売が好調で、アドビ・アナリティクスによると、今日、サイバーマンデーの売上は前の年に比べて19%増になる見通しが立っています。
特に去年秋くらいまではいわゆるアマゾン効果といって、多くの小売企業がアマゾンによって、競争に負けて淘汰されていくのではないかという状況だったんですけれども、この1年ぐらい、状況が変わってきているんですね。S&P500小売業指数とアマゾンの株価を比べると、この1年はその他の小売の方がパフォーマンスがよくなっていて、小売企業のほうもアマゾンに対して対策を工夫してやって、その結果が出てきている状況だと思います。
今年は例年にも増して家電商品への注目度が高くなっています。アップルのiPhone11ですけれども、一部売り切れとなる小売店が出ていると報道されています。手ごろな価格ではノイズキャンセル機能付きのAirPods Pro、10月末に発売になりましたけれども、こちらの人気商品になるのではないかといわれています。それからゲーム機ですね、任天堂のNintendo Switch Liteですね。9月の終わりに発売になりましたけれども、これが今、トップを走っていて、次にマイクロソフトのXboxなんかが人気になるのではないかといわれています。

地元産の青果物を飲食・小売業者に効率よく供給するやさいバス

地元産の青果物を飲食・小売業者に効率よく供給する「やさいバス」の導入地域が広がりつつあるそうだ。
静岡県の農業ベンチャーが考案したシステムで、冷蔵設備を持つ車が「バス停」を巡回して野菜を集荷・配達するという。
卸売市場からの大量購入とも、農家からの直接仕入れとも違う地産地消の新たな手法は、地域の飲食・小売業者や農家の活性化につながる可能性も秘めているらしい。
持続可能な収益を上げられるシステムなのかが普及のカギを握っているはずだ。

第20回 チャンピオンズカップGⅠクリソベリル

2019年12月1日(日曜) 4回中京2日
発走時刻:15時30分
11レース 第20回 チャンピオンズカップGⅠ
3歳以上オープン(国際)(指定)定量
コース:1,800メートル(ダート・左)
実況:中野雷太さん

古馬の壁など関係なし。着差は僅かも6連勝。無傷の6戦全勝。5番クリソベリル、3歳馬、新王者に就きました。鞍上、川田将雅です。タイムは1分48秒5。フェブラリーステークスの覇者、4番インティ、外GⅠ5勝の古豪、ゴールドドリーム、その間に入る形で追い比べ。5番クリソベリル、3歳馬、この追い比べを制しました。首一つ遅れて11番ゴールドドリーム2着。最後は交わされて4番インティ3着。3番チュウワウィザード4着。そして12番キングズガード5着。6着争いが16番ヴェンジェンス、そして6番オメガパフューム以下続いていました。タイム1分48秒5、ゴールまでの800m47秒7、600mは35秒7でした。

空間を垂直に離着陸して移動する空飛ぶクルマの実用化を急いでいる

国内外のスタートアップ企業などが、空間を垂直に離着陸して移動する「空飛ぶクルマ」の実用化を急いでいるそうだ。
日本のスカイドライブは年内に有人の飛行試験を実施する計画で、試作機の製作などのため15億円調達したらしい。
空飛ぶクルマは移動革命の中心分野のひとつで、米欧や中国で開発が活発のようだ。
制度づくりや事業モデルの確立も含め、地域間の競争が激しくなりそうとのことだ。
高齢者の移動手段として期待したいが、内部留保たっぷりの企業が参入を表明することはない。

AIを使った言語翻訳の精度が人間のプロを超え始めた

人工知能(AI)を使った言語翻訳の精度が人間のプロを超え始めたそうだ。
先行するのは独自の用語が多く、論理が分かりやすい医療や法律などの専門分野のようだ。
深層学習(ディープラーニング)を翻訳に応用するスタートアップが台頭し、米グーグルや米マイクロソフトも技術開発を急ぐらしい。
言語の壁に悩むビジネスマンにとって福音になるのかという。
専門分野はAIに向いており、今までのプロの領域を次々に侵食してくるに違いない。

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